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不登校の子どもはどう育てれば正解なのか?

「本当に何が必要か」なんて、簡単に決まるのだろうか

不登校の子どもが増えているという。小学校や中学校。当然ながら、不登校の予備軍も増えているらしい。

また、そんな環境を見てだろうか、子どもが学校に行っているとしても、学校教育に疑問を持つ親も増えてきているように感じる。

私の子どもが不登校になってから、いろいろな本を読んだり話を聞いたりした。「落ち着けば学校へ行けるようになる」とか「今は家でいくらでも勉強できる」とか。「無理して学校へ行かなくてもいい」と言う人も多い。

学校へ行くのを目指すのが果たして良いことなのか。家で勉強したくない子どもはどうすればいいのか。

はたして、どこかの宝箱を開ければ答えが入っているのだろうか?


子育てでいちばん大事なことは?

子育てにおいて、本当に大切なことは何だろう。親であれば必ず一度は考えたことがあるはず。

「自己肯定感を育むことが最も大切」

「レジリエンスが必要」

「考える力があればいい」

「長所を伸ばすことが一番いい」

「親が子どもの話を傾聴すること。それだけでいい」

「読書習慣がある人は強い」

「好奇心や探究心を第一に育むべき」

さまざまな意見があり、どれも説得力がある。どれが本当のことなのか? どれかひとつが正解だとしたら、他の人は嘘を言っているのだろうか?


「たったひとつの答え」なんてないんじゃないか

答えはどこにあるのか。

答えを見つけようとしていると、何度も何度も裏切られる。「この間、言っていたのは何だったのか」と。

解答を与えようとするメディアや有識者、教育関係者にウンザリしてしまうこともある。

「どんなに大人になって欲しいか?」は親ごとに違うし、「どんな大人になりたいか?」は子どもごとに違う。そもそも、「どうなりたいか?なんて考えないほうがいい」と言う人もいる。

「こうすれば幸せになれる」「この道を行けばほぼ成功する」なんていう答えのない時代。どうやって生きていけばいいのだろうか。


答えのない世界に順応できるのはどんな人か?

答えのない世界に順応できる人はどんな人なのだろう。それは決して「答えを知っている人」ではない。答えは変わり続けるのだから。

だとすると、それでもしっかり生きていけるのは、

「工夫し続ける人」「考え続ける人」「変化し続ける人」

なのではないだろうか。

「変化を続けていれば、きっと正しいことが見つかる。また、正しくないことが見つかれば、その反対が正しいことだと分かる。だから、前へ進める。」
「自分の才能に頼るとか、ひとつの勝ち方にこだわるような人は、必ず落ちていく。」

これは、プロ・ゲーマーの梅原大吾さんの『仕事術』から引用した言葉。答えのない世界で生き抜いてきた人の言葉だ。

「安全にやろうと思うのは一番危険な落とし穴なんだ。」

これは、『スティーブ・ジョブズ全発言 世界を動かした142の言葉』からの引用だ。


考えて、変化するために必要なものは?

<まず親が考えて、変化し続ける>

教育メディアや、知育玩具のメーカー、塾、通信教育などの広告に、私たち親は日々「これが答えですよ」と思わされている。さらには、「今すぐにやらないと」と焦らされている。

焦らず前に進むためには、いろいろなことを考え、変化し続けることが大事なのかもしれない。答えが見つかったら、ただそれをやればいいというわけではないからだ。

<どうすれば、変化し続けられるか?>

変化するためには「どのように変化するか」を考えなくてはならない。考えるためには、考える時間と、質の高い質問が必要になる。

さらには、語り合える仲間がいると考えが深まる。行動を報告したりフィードバックしたりする仲間がいると、変化が楽しくなる。


一緒に考えたい人に、「子どもを思う味方学®」のお誘い

私自身が、焦らず前に進むため、子どものことをしっかりと考える時間を設けることにした。それが、今回企画した「子どもを思う味方学®」ワークショップだ。

質の高い問いを活用し、考える時間を設ける

「味方学®」ワークショップの「問い」を使って、毎月考える時間を設ける。それにより、焦らず、だけどしっかりと、子どもの味方としての自分を客観的に見つめられる。

変化を振り返る

参加者と一緒に話ができるオープンチャットで、気付きは発見、行動などを報告し、成功も失敗も語り合う。うまくいくことよりも、考えて行動して、変化することが大切。

同じような境遇の方と、一緒に考えをシェアしていきたい。もしよろしければ、下記の申し込みページをご覧ください。

子どもを思う味方学2


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