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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2020年3月の記事一覧

自分の本当の欲求は「弱み」みたいなものだ。「一緒にいたい」「助けてほしい」「認めてほしい」って言ってしまったら、受け入れられなかったときに深く傷つく。だから伝えるのは勇気がいる。小さなステップとしてできるのは、過去形で話すこと。「〜してほしかった」と言えば、大きく傷つく心配はない

人に会わないと感情の揺れ動きや、自分の内面の気づきが少ない。本を読んで気づくことは、しょせん誰かの受け売りに感じてしまう。人と関わり合いながら、これまでに知ったことを照らし合わせ、いろいろなことに気がついていく。人と関係するのは苦しいこともたくさんあるけど、その分多くの学びがある

調子に乗らないように気をつけている。調子に乗るというのは、客観的な評価より、自己評価が上回っているということだ。それによって人の意見を聞かなくなったり、自分を疑えなくなったり、誰かの良さを認められなくなったりする。謙虚すぎると思い切って行動できないけど、調子に乗ったら成長できない

文章はいろいろなダブリ(連続)を避けながら書く。それはひとえに読者の「違和感」をなくすため。内容に関係のないところで違和感を持たれるのは損でしかないからだ。語尾、助詞、構文、単語、言い回し、一文の長さ。ダブリのない文章を書くのは言うほど簡単ではないし、その価値も認められにくいけど

文章が好きで、子どもの頃から「読む」も「書く」もずっと続けている。それで書く仕事につけたのだからこんなにありがたいことはない。書く仕事は時間がかかって大変だと思うこともあるけど、書くことが好きなんだと思い返すようにしている。自分という関数を介すと唯一無二のものができる。それが喜び

発信を継続的にしたいなら、ルール作りが有効。最初に決められれば理想だけど、少しずつでもいい。ツイッターなら140文字ぴったりにするとか、具体的なエピソードを入れるとか、ブログなら構成をある程度決めてしまうとか。ルールを決めることで迷いが減るから、1回ごとの労力がとても少なくて済む

大切なものには丁寧に思考を重ねたいほうだけど、いくら大切でもリソースを使いたくないものもある。私にとってはファッションとか健康とかがそれ。迷わなくて済むように、まず基本を押さえてからルールを決めたりルーティーンにする。それによりコストが大きく抑えられる。ときどき見直しは必要だけど

書くことが好きなだけに、周囲に書くことを勧めるのは何だか失礼ではないかと感じていた。例えば「俺は足が速くていいことがあったからみんなも速く走れるようになれ」と主張をするような。でも、私が「書けばいいことがある」と信じているならそれをわかりやすく発信すればいい。証拠なんてなくていい

文章というのは、塊に見えて本当は一筋の道でしかない。複雑に絡み合ったものをほどいて、1本に編み直しているわけだ。だから、執筆する前の構成を作るのは実はとても難しい。ライターになりたての頃は、小さな要素まで洗い出してマインドマップにしてから、原稿を書いていた。それぞれの階層化が大事