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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2020年1月の記事一覧

「余裕ができたらギブしよう」と考えるたびに「いや、ロックフェラーは富豪になる前から寄付していたのだ」と自分突っ込みが入る。東南アジアのある国では、どんな人も自分より恵まれない人にお金を恵むという。余裕がなくても誰かの役に立つ方法はあるし、ただ声をかけるだけで誰かを救えることもある

会話の反応が速いほうなので、自分と違う意見を批判してしまいがち。いったん受け取って、手に持って「ありかもしれない」という目で見ないと、自分と違う意見の価値は認めにくい。じっくり考えたら真逆の意見になることはいくらでもあるのだから、反応の速さに価値を置かず、落ち着いて見つめていこう

私が誰かの応援をするなら、その人の能力を最大化したい。誰でもうまくいく方法ではなく、その人ならではの方法を提案したい。能力は目に見えないからわかりにくいけれど、花の美しさや繁殖の仕方が違うように、全部違うものなのだ。それぞれの美しさとかわいらしさを見つけて、表現する手助けをしたい

木々の枝葉を切って整える剪定。これは、新しい枝葉が生えてくるという確信があるからこそできること。常に新たな若葉を生み出せるから、整えることに躊躇がない。つまり、必要なものだけを効率よく生み出すなんて、できないのではないだろうか。たくさん生み出した中から、必要なものだけを残していく

誰かとつながるにはいろいろな方法があるけれど、つながる理由が外側にある場合と内側にある場合がある。職場などで一緒に過ごすのは外側の理由で、お互いに興味を持ちわざわざ時間を作るのは内側の理由。内側の理由で仲良くなった人と一緒に外側の理由を作ると、その人とつながり続けるのが容易になる

発信には、自分を見つけて取り戻すためのものと、ゴールに到達するためのものがある。これは、カウンセリングとコーチングに似ている。どちらに主軸を置くか、まずは決めた方がいい。両者ははっきり分かれているわけではなく重なる部分もあるものの、一度に両方を追い求めると、無闇に傷つく場合がある

日々の発信って、果物の成る木を育てるのにたぶん似ている。毎日水をあげてもすぐに成果が出るわけじゃないし、頑張ったからって絶対おいしい実が成るわけじゃない。気長に毎日コツコツやっていると、時期が来たときに甘い実をつけことがある。ただし、何もしていないのにおいしい実をつけることはない

努力してできるようになったことより、もともと才能や資質があることを褒められたいという意識が強かった。それは漫画やアニメの影響かもしれない。でも努力で手に入れた能力が生まれつきの才能より劣っているなんてことは全くなくて、むしろ歳をとるにつれて蓄積したものでしか勝負できないようになる

幸せを感じるのは物事を俯瞰して見たとき。それは当たり前が当たり前でないと気づくこと。ふざけている子どもを見てうんざりするのではなく、こんなに小さく動きのつたない生物がこんなに流暢に言葉を話していると見る。すると、この生命は日々容赦なく育ってしまうと気づき、今の幸せを限りなく感じる

「私はこういうポリシーである」と決めればそれ以降迷わなくて済むし、なんだかかっこいい気がする。でも、本当の正解なんて存在しないと思っているから「そのポリシーに寄っているのは確かだけど、常に疑う余地はある」というスタンスでありたい。それぞれの人の美学にはきちんと理由があるものだから

モノや映画や場所について「好き」と思うことはあっても、生産的な行為について「好きかどうか」を意識している人は少ない気がする。好きを知るには、毎回自分の気持ちに尋ねるといい。楽しかったか、時間を忘れたか、またやりたいか。行為は時間を伴うので、好きな行為がわかれば好きな時間を増やせる