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それは或るのか無いのか

11月初旬より本日まで1ヶ月ほど、Twitterをアプリごと消した。別に何があった訳でもないが、10月の三鷹公演まで約11ヶ月を走り抜いて息切れたのだろう。なんの躊躇もなく、そっとアプリを消してみた。

Twitterを消している期間、私は久々のゆったりとした時間を過ごし、ラスト普門館から今日に到るまでのストーリーを巡りつつ、Otodémieとは何ものなのかを考え始めた。(極論、”存在”とは何かと考え、ギリシャの哲学書を手に取った)

私と小野さんで立ち上げたOtodémieはほぼ全てTwitterからのつながりがつながりを呼び出来上がった”或る様で無い何か”である。
それは、私でも無いし、小野さんでもない。実際、Otodémieから派生したオフ会が我々のいない所で発生している。

2020年1月、Otodémieはその名をつけてから1周年を迎える。一緒に創り上げたパフォーマー、アーティスト、ゲストは、述べ300人を超える。それぞれの心に或るOtodémieは一体どんなものなのだろう。

迎える2年目のOtodémieの或り方をどう描くか。そもそもそれは或るのか無いのか。吸収、咀嚼を繰り返しながら、年の瀬のすんとした空気の中、ひとり渦をつくっている。

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