魅力的な鍼灸師になるための自己分析

あなたは、自分のことを魅力的な人間だと感じていますか？

そしてそれを、自分で思っているだけではなく、どこかで実際に誰かから評価として受け取っていますか？（口コミ、口頭での感謝など）

わたしはこの問いは、定期的に自分に投げかけるものだと思っています。

自分ですら自分のことを魅力的だと思えなければ、人から魅力的だと感じてもらうことは難しいからです。

鍼灸は、人を選ぶ施術だからこそ、施術者の人間性が重要。
信頼できる、という要素は大前提として、さらに「信頼⇒好き」という段階を踏めればもっと強いはずです。

自分は人から好きだと思ってもらうに値する魅力を兼ね備えているのか？

いつも驕らず、常に向上心を持って、自分を磨き上げていきたいものです。

さて、この「実際に人から魅力的だと思われているかどうか」を把握するには、客観的な自分の評価を知る必要がありますね。ここに客観性をもてなければ、「いや、周りがどう言おうと自分はすごいんだ」って、一人よがりになってしまいがち。

気を大事にするお仕事であるからこそ、人の気持ちに鈍感になってしまうことは避けたいです・・・。

そこで今日は、周りからの評価をきちんと客観的に把握し、なおかつ自分の魅力を最大限に人に届けられるようになるために、とあることをおすすめしたいのです。

魅力的な鍼灸師になるためにやっておいたほうがいいもの。
それは、「自己分析」です。

自分はどんな人間で、どんなことができて、これが得意でこれが苦手です！

っていうことを、今一度しっかり把握しておこうよ、と。

自己分析をしておくと、こんなメリットがあります。

・自分の得意なことがわかるので、患者さんとのミスマッチが減る
・相手に喜んでもらえていることが実感できて、発信が楽しくなる
・相手の気持ちを汲み取りやすくなり、さらに気遣いができるようになる

自分ではこれ得意！できる！って思ってても、周りからイマイチ評価されてないな～って悩んでいる方はぜひ読んでみてほしいです。

あなただけの文章で発信をしよう

自己分析は一人ではできません。自分があって、周りからの評価があって、初めて成立します。

なのでまずは、あなたを誰かに評価してもらうことが必要です。そのために、文章を書いてほしいのです。

このとき、文章を書く媒体はなんでもいいです。自院のホームページでもいいし、ブログでもいいし、もちろんこういったnoteでも。
Twitterでもいいんですが、できれば流れていってしまうものよりも、どこかにストックしておけるもののほうが理想的。ツイートだと自分でも探すのが大変になるので。（bookmark機能を使えば解決する問題です）

何を書くか？ですが、たとえば、あなたが得意な治療法や、だれかが治ったエピソードみたいなのを、困っている人がその悩みを解決できるような構成で書いてみるとかはどうでしょう。

わたしは、「患者さんから受けた質問に対して、より万人に当てはまるように少し視点を広げて説明する」ような記事や、「たった一人のためにものすごくわかりやすく刺さる」記事なんかを書いたりしてました。

自分を成長させてくれるのは、いつだって患者様です。

やっぱり臨床に入ると、たくさんの方のお悩みに触れられる。
お悩みがあるからこそ、それを解決するためのコンテンツが浮かぶ。
オンラインだけで対応でけへんことももちろんあるけど、人の悩みに触れるの大事。

— えみすけ│鍼灸師 (@shinkyu_emisuke) April 18, 2020

だれかの悩みを解決できてこそ、感謝していただけますよね。
まずは、困っている人に目を向けて、その人の悩みがどうすれば解決できるかを一生懸命考えてみる。
当然ここで、症状について自分の知識が足りないなと思ったら必死で調べて勉強します。間違った知識を広めるわけにはいかないし、文章を書いていると、実際に口頭で説明するときもスムーズになります。

記事は短くてもいいので、1週間に2個以上書けたら自分を褒めましょう。
定期的に書けたら、さらに素晴らしいです！

何記事か書いたら、徹底的に読み直す