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学習の主体性はあくまでも「子ども」であるというお話と、おすすめのRISU算数

わたしは小さい頃から「勉強しなさい」と言われたことがない子どもだった。

両親が共働きで、祖父母と同居だったわたしは、小学校から下校したら、すぐさま自由時間。漫画を読んだり、おやつを食べたり、ゲームをしたり、友達と遊んだり、自由に過ごしていたと思う。

わたしには5つ上に姉がいて、姉が進研ゼミをやっていたものだから、なんでも姉の真似っこが好きだったわたしは「えみちゃんもしんけんゼミやる~」と親に頼み、毎月届く学習教材にわくわくしていた。

しかし結局、教材には一切手を付けず、教材の中の漫画だけを読み、付録ではしっかり遊んでいた。赤ペン先生に指導してもらえるよ!という進研ゼミの利点を活かしたことはほぼなく、毎月毎月、なんにも提出せずに漫画を読んでいるだけの6年間だった。

親はよく怒らなかったな、と思う。

毎月お金を払っているのに、子どもがまったく手を付けていなかったら、普通は嫌な気持ちにならないだろうか?意味がないならやめさせよう、そうは思わないだろうか?

このあたりの事情や親の心境はわたしにはわからないのだが、結果的にわたしは、中学3年生の5月、初めて模試を受けて、自分の成績と志望校との遠さに愕然としたことをきっかけに、進研ゼミに真面目に取り組むことになった(まだ続けとったんかい)。

そこから1年での集中力は我ながらすごくて、模試の結果はぜんぜん良くはならなかったけど、志望校にはなんとか入学できた。高校でも、人生で初めて0点をとって衝撃を受けたけど、それ以降「賢くなくていいんだ」って急に気が楽になって、大学でものびのび過ごしたと思う。

自分の仕事が、一生勉強が必要なものだったので、今も気が向いたときは本を読むし、自主的に勉強をする機会をつくっているが、やっぱり自分がこうして勉強を積極的にしていたり、勉強を楽しいと感じているのは、ひとえに「学習」が自分にとって好意的なものだと捉えているからである。


子どもが発達していくうえで、大切なことのうちのひとつに
発達の主体を子どもに置く、というのがある。

習い事でも勉強でもなんでもそうなのだけど、親がよかれと思って「やらせて」も、あんまりうまくいかないことがある。うまくいかない時の理由は、そこに子どもの意思が存在しない(あるいは薄い)からである。

進研ゼミを放置しまくっていたわたしが、もし、当時、親から「今までのぶん全部やりなさい」と言われていたら、中学3年生のわたしは進研ゼミに取り組んだだろうか?わからないけど、もしかしたら、強制されることで本気で嫌いになっていたかもしれない。

だからやっぱり、「勉強しなさい」と言わなかった、言わないでいてくれた親にはとても感謝している。そして、わたしを、勉強好きに育ててくれたことにも。


わたしには娘が二人いる。彼女たちが勉強が好きなのか嫌いなのか知らないけど、将来、「学ぶことって、たーーのしーい!」と思いながら生きていてくれたらいいなぁとぼんやり思っている。

新しいことを知るのは楽しい。
自分の知らない世界を知るのは楽しい。
わからなかったことが理解できるようになるのは楽しい。

この感覚は、やっぱり勉強が好きな人にしかわからないだろうから。


娘たちの成績が良かろうと悪かろうとどっちでもいいけれど、もし苦手なことがあったなら、授業が楽しくなくなるかもしれないな~なんてぼんやりおもっていたある日、長女が何気なく言った。

「さんすう、苦手やねんな~」

わたしは「えっそうなん?」と聞き返した。意外だった。
数の計算や概念は、わたしが見ている限りでは、彼女はそつなくこなしていたイメージだったからだ。

「なにが苦手なん?」と聞くと、「計算」と返ってきた。
どちらかというと、宿題などを見ている時、文章題でつまずいていることがあった気がしたが、本人が計算に苦手意識をもっていることはわかった。


少し話は変わるけれど、わたしが小さいとき、「サンスーピューター」というおもちゃがあった。

姉のおもちゃだったと思うのだけど、わたしも一緒になってやっていて、これのおかげで、算数の計算がゲームで遊ぶようにらくらく解けるようになったし、暗算も早くなった気がしている。

子どもにはやっぱり「楽しい」「ゲーム性のある」学習方法が合うのかもしれないなーと思っていたところに、良い出会いがあった。

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「RISU算数」。タブレット型の、算数に特化した学習教材。

これ、わたしが子どもの頃に欲しかったやつやわ……と直感的に思った。
漢字でも英語でもそうだけど、わたしはタッチペン付きのタブレット学習機材が欲しくて仕方なかったのだ。紙に書くよりもかっこいいと思ったし、なによりなんかおもしろそう。

長女に、「こんなんあるねんけど、やってみる?」と聞くと
「うん、やるやる~!」と即答だったのでお申込み。
なんと、5歳の次女も「RISUきっず」というモードでお申込みできるらしかったので、ついでにやってみることにした。


メールで何度か丁寧なやりとりがあって、いよいよタブレットが届いた。

子どもたちは到着するやいなや歓声をあげて、二人それぞれのタブレットを起動させる。一人一台、自分専用のタブレット、というのがなにより嬉しいらしかった。タッチペンはピンクとブルーの2本あって、ふたりともピンクしか使わないwそこはどっちでもええやろと思ったけど。


届いた初日は、わたしもまぁとりあえずどんなもんか、ちょろっとやってみたら?程度に考えていたのだけど、二人ののめりこみ具合がすごい。特に次女。

RISUきっずは、3~5歳を対象にしているらしいのだけど、まだ字が読めないお子さんのために、音声モードがついていて、タッチすると先生が問題を読み上げてくれる。これ、ぜんぶ親が横について問題を読み上げないといけないとかやったらまぁまぁ地獄やなと思ったけど、そんなことはなかった。よかった。

次女は1ページの問題数も少ないので、次々に解いて先にすすめる。新しい問題にすすむごとに、「がんばりポイント」とかいうのが貯まっていって、それがやる気になるらしかった。がんばりポイントは、貯めると、実際の商品(文房具とか)と交換できる仕組み。このへんは進研ゼミといっしょ。

長女は、次女よりもさすがに難しかったのか、時間はかかっていたけど、丁寧に考えて正解していた。ふたりとも正解したら「やったー!」と喜んで、とても楽しそうに取り組んでいる。わたしが「そろそろ寝ようよ」と寝室に誘っても、「待って、あと1問だけ!」とまだまだ解きたいみたいで、すごーいってかんじだった。

まぁもちろん、その熱意は、毎日続くわけはないのでw、だんだん飽きてはくるんだけど、わたしが「算数やれへんの?」と聞いたら「あっ、そうやった」と言ってやりだして、そしてやり始めるとやっぱり楽しいのか、次々に解くのは同じだった。

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いつのまにか、100までの数が読めるし、書けるようになった次女。すごい。

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学校の学童で宿題を終わらせたのち、帰宅してタブレットでさらにお勉強。えらい。えらすぎる長女。「ちょっと算数得意になった」とニコニコしていました。成績がどうのこうのよりも、本人が楽しんで取り組んでいた様子が印象的ですね。数週間で、苦手が得意になるって、すごくない?

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ふたり並んで仲良くRISU算数。動画サービスがあって、東大生のお兄さんお姉さんが次の単元のつまずきやすいところなどを含めて丁寧に教えてくれるのだけど、うちの子たちはすぐに動画を飛ばすから「ちゃんと先生のお話聞いたげてよ!w」と毎回わたしが突っ込むハメに……。あ、でもかわいいお姉さん先生の動画のときは「この子かわいい」って言って観てました。かわいいは正義。

とにかく、親のわたしが、横についてなくてもいいし(初日だけは一緒にいろいろやってみたけど)、子どもが自主的に学習をしている、という点において、まさにわたしが待ち望んでいた教材でした。

ただまぁ、いきなりこれ使うってなかなか心理的ハードルが高いと思うので、ご興味ある方は1週間お試しサービスをおすすめします。

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リンク先のページに書いてあるクーポンコードを入力するといいみたいです。クーポンコードは「esk07a」です。


これからも、子どもたちの「苦手」が少なくなるといいな~。




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