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うつ病経験者たちはなぜ励ましあうのか?人助けでうつ解消?!

みなさん、こんにちは!ちえみりーです。

私はこのnoteを始めるにあたって、うつ病用のTwitterアカウントを作りました。

そのためそのアカウントのTwitter歴は4か月ほどです。

そんな中よくこんなツイートを目撃します。

「うつ病のフォロワーさんたちはみんな優しい人が多い。」

「フォロワーさんに励まされました」

私はこのようなツイートを見ると暖かい気持ちになるのですが☺

なぜ自身も療養中で辛い中、人を助けることができるのか、助けたいと思うのか。

個人的にすごく疑問に感じたので、海外の研究事例を調べてみました。

苦しんだ人ほど人を助ける

マサチューセッツ大学のアーヴィン・シュタウプ教授は人が苦しい思いをしている時でも周りの人を助けたいと思う本能は「苦しみから生まれる利他主義」と呼んでいます。

したがってどんな状況でも起こりえる事象であることがわかります。

人を助けることで苦しみや絶望感を和らげる効果が得られる

人を助けることで自分を犠牲にしてしまうのではないか。
科学的に効果があるのか?と私も疑問に思っていたところです。

私が最近読んだ本ではこのような例が示されていました。

・災害ボランティアをした人びとは、楽観的になり、力が湧いてきたと語った。また生活のストレスに対しても以前ほど不安や怒りを感じなくなり、精神的に参ってしまうことも減った。

・配偶者を無くしたあとに、周りの人たちの世話をするとうつ状態が和らぐ。

・自然災害で生き残った人びとが、すぐに周りの人の手助けをした場合、PTSDを発症する可能性が低くなる。

このように人助けがレジリエンスを向上させる効果がある例は多くあるようです。

レジリエンスとは
反発性、弾力性を表す。
心理学用語としてはストレスを受けた場合にも元の状態に戻れる、ポキッと折れない心の強さを示す。

また、この本の中で著者のケリーマクゴニガル先生はこのように述べています。

他者へのいたわりが「勇気」と「希望」を生む
周りの人を助けることで恐怖が勇気に代わり、無力感が消えて楽観的な気持ちになれる

人助けはWin-Winの関係を作る

つまり人助けは助けられる側だけでなく、助ける側も救われているということでしょう。

もちろん自発的に始めた人が多く、こうしたことを人助けをしている人は少ないと思いますが。

私が今回みなさんに伝えたいことは、人助けが自分の犠牲ではなく、むしろ自分のためにもなることが科学的にも研究が進んでいるということです。

私もこれからも人助けはしていきたいですし、自分のためにも人助けというツールを活用して仲間の輪、社会の輪を広げていく人が一人でも増えればと思います。

余談ですが、「苦しみから生まれる利他主義」は人間が生き抜く中で築かれた、人は一人では生きていけないということを示すためにプログラミングされたものなのかもしれませんね。

参考にした本

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。

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