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アーティスト・スキルの因数分解、はじめました。

1.アーティスト・カウンセリング、はじめました。

先週から、文化業界で活動している方を対象に、アーティスト・カウンセリングを始めました。

イベント自粛が相次ぐ中、活動の場や仕事を失ったアーティストの方、制作や裏方の方とお話しながら、表現の過程で利用するスキル、機材、経歴や潜在的な能力をもとに「アーティスト・スキル」を抽出。できあがったポートフォリオをもとに、新しい活動や仕事のあり方を探っていくことを目的としています。

私はこの4月から、長野県軽井沢町にある「診療所と大きな台所のあるところ・ほっちのロッヂ」でアーティスト・コーディネートの仕事を始めました。医療現場と隣り合っている環境なので、企画制作にも工夫が必要になっています。比較的余裕のある今のタイミングを利用して、表現者の皆さんとつながり、励まし合い、持続的な文化環境を実現するアイディアを見つけたいと思っています。

2.長期的な目で文化業界を変革する

短期的な目で見て、アーティストに対する経済的支援については様々な関係者により情報交換や交渉が始まっています政府の各種給付金のほか、文化業界特有の状況に応じた保障を求めて、文化芸術活動への影響に関するアンケート分析結果が出されるなどしています。

それにしても、人が集まってはいけないという今回の状況。制作サイドを含めて、これまで私たちはどれだけイベント収入に頼って生きてきたのだろうと反省させられました。人が集まることに価値を置きすぎて、チケットをたくさん売ることだけが目的になっていました。

今こそ、未来に向かって新しい表現方法とアーティストのイキザマを模索する時。作品制作や発表までに使うスキル、機材やソフトなどの設備、お金のマネジメント。それぞれの表現者が本当に輝く場所はどこなのかをふまえながら、イベントだけに頼らない文化事業モデルを作っていきたい。

おりしも、他の業界でも新しい働き方の土台作りが始まっています。これまでの経歴をもとに再度スキルを編集し直し、足りないところを補い合い、仕事を作っていく。とてもやりがいのある変革だなと思います。

お金のマネジメントのためのロジック作りも欠かせません。インプット、インプット!!

3.お申込みについて

今回の状況で、今後の活動に不安を感じている人、自分で色々考えてみたけど一人ではできないなと感じている人、インプットしたことをアウトプットしたくてウズウズしている人。ぜひ一緒におしゃべりしましょう。

お申込みはカウンセリングフォームまたは下記SNSアカウントまで。

アーティスト・カウンセリングフォーム
➁Facebookアカウント:Emiko-Emily Karakawa
③Twitterアカウント:BacherEmilia

ご連絡、お待ちしてます!

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