Emi Sakai

元プロトライアスリート(ロングディスタンス) トライアスロンとの出会い~始まり~プロへ…

Emi Sakai

元プロトライアスリート(ロングディスタンス) トライアスロンとの出会い~始まり~プロへの憧れと挑戦~プロ活動~引退までを包み隠さず書いてみます

最近の記事

2度目の宮古島、アイアンマンへの憧れ

前回の投稿はこちらです。 2度目の挑戦へ2004年4月。2度目の挑戦となる宮古島大会!オフトレーニングの成果を発揮し、目標は3位以内と定めてスタートしました。 この年のレースの記憶が曖昧になってしまいましたが・・・唯一はっきりと覚えているシーンは、ランで2位をキープしてフィニッシュまでの残り7キロで紀子さんに追いつかれたことです。「絵美頑張ろうね!」と声をかけていただき、あの苦しい場面で爽やかに追い抜いていくシーンは凄いと思いました!順位は一つ下がってしまいましたが、目標

    • 宮古島に向けての初めての本格的なオフトレ

      前回の投稿はこちらです 宮古島大会後、東京都選手権、徳之島大会、ロング日本選手権(佐渡)、そしてショートの日本選手権に出場しました。2回目のショート日本選手権は再びバイクの最終列車となりましたが(汗)、順位も前回の25位から17位にジャンプアップすることができました。成長を感じることができた、大学卒業後の1年目のシーズンとなりました。 短い休暇を終え、いよいよ翌年の宮古島大会に向けてのトレーニングを始めることになりました。本格的に行う初めてのロングのオフトレーニング。紀子

      • 初宮古、初ロング

        前回の投稿はこちらです 2003年4月。ついに初めての宮古島大会、そして初めてのロングのレースの日がやってきました!不思議と緊張感はなく、それ以上にロングに対しては未知の世界だったので、冒険に出かけるようなワクワク気分でスタートしました。 スイムは宮古島のきれいな海に感動し、泳いでいる最中には熱帯魚も見れたりと終始リラックスして泳げました。宮古ブルー、最高です! バイクに入ると、自分の持ち味を発揮したいところでしたが、とにかくロングはペース配分が大事と何度も聞かされてい

        • 卒業、次のステージへ

          前回の投稿はこちらです 大学でのトライアスロンレースも全て終了しても未だに卒業後の進路が決まっていない状態でした。何とかしなくてはという思いはありつつも、気持ちはもう来年の宮古島大会に向かっていて、いや比率的にはそっちの方が高く(汗)、その中でも常に頭の中にあったのは、山倉紀子さんからの「絶対ロングやったほうがいいよ!」という言葉でした。 まだ一度もロングのレースに出場したこともなかったのに、その紀子さんから言われた言葉とあとは根拠のない自信(笑)・・・ショートではこれ以

        2度目の宮古島、アイアンマンへの憧れ

          強くなるトライアスロンへの思い②

          前回の投稿はこちらです 大学4年生大学4年生、大学最後の年となりました。周りには早くも就職先が決まった子もいれば、進路に向けて準備を重ねている。それで私はどうするの?という不安と、大学最後のシーズンに賭けてみたいという気持ちの間で揺れていました。先輩方の中には、卒業後に非常勤講師をしながら競技活動をされている方もいて、自分も同じような道に進むのかな・・・なんてぼんやりとしたイメージは持っていました。 インカレ関東予選前には、3週間母校に帰り教育実習も行いました。受け持った

          強くなるトライアスロンへの思い②

          強くなるトライアスロンへの思い①

          第1弾、第2弾の投稿はこちらです 初めてのインカレいよいよ9月、初めてのインカレ(全日本大学選手権)がやってきました。先輩方がこの大会に向けてどれだけの思いで臨むのか、その気迫がヒシヒシと伝わってきました。スタート前の「勝つのはどこだ〜?日大~!」とメンバー全員での声掛けは凄く迫力があり、全身鳥肌が立ちました。これがインカレか!こんな凄いレースに出るのか、もう後戻りできないな、と・・・。そんな私はと言うと、先輩方に勧められたのもあり、インカレの期間限定で金髪にしました!真っ

          強くなるトライアスロンへの思い①

          トライアスロンの始まり

          前回の投稿「トライアスロンへの憧れ」はこちらですいよいよ小学生の頃からの憧れであった、トライアスロンの世界に足を踏み入れることになりました。まずは練習に参加することになったのですが、トライアスロンの道具を一つも持っていなく、スイムは授業で使用するピンク色(日大カラー)の水着で初練習に参加しました(笑) まず先輩に「とりあえず50m泳いでみてください」と言われ、いざ泳ぎだすも・・・25m泳ぐだけで精一杯でした!何とか壁にタッチ、しかしゼーハーゼーハ―疲れてしまい、そこから泳ぎ

          トライアスロンの始まり

          トライアスロンへの憧れ

          トライアスロンとの出会いは小学生、おそらく3年生頃だったと思います。小さい頃からスポーツ全般(特に観る方)が好きだった私は、野球やサッカー、マラソン、ゴルフなどの中継番組を良くテレビで見ていました。 何の大会かまでは覚えていませんが、日曜日の午後にテレビで見た、とあるスポーツに一目惚れ!ビビビときた(松田聖子風)・・・それがトライアスロンでした。昔はトライアスロンもテレビで中継されていたんです。腕に番号が書いてあることと(本気で真似して自分の腕にサインペンで書こうとしました

          トライアスロンへの憧れ