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6歳 小学生になった私の話

こんばんは、emiです。
noteがちょっとずつしか更新出来ていないので、
ようやく6歳、小学生の話になります。

中学、高校、大学、就職、転職…
まだまだ書きたいことがたくさんあります。

目標としては7月中に中学校卒業したいです。

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6歳、私は独占欲の強い性格だった。

小学校に入学し、初めてSちゃんと同じクラスになることが出来た。
さらに、近所のNちゃんとも同じクラスとなった。
Nちゃんは保育園出身だったため、私は初対面だった。

その頃、私はSちゃんと仲良く出来れば
他の子はどうでも良いと思っていたし、
NちゃんもSちゃん以外に仲良い子がいなかったので
Sちゃんと仲良く出来れば良い、という印象だった。

そのため、私は初めからNちゃんと仲良くする気がなかったし、
きっとNちゃんも私と仲良くする気は無かったと思っている。

もしかしたらNちゃんが私と仲良くしようとしていても、
私は拒否していたかもしれないし、私の方が悪質だったとは思うけど。


私たちは学校では3人で遊んでいたけれど、
放課後は私とNちゃんが日替わりでSちゃんと2人で遊ぶことが多かった。

Sちゃんは私にもNちゃんにも平等に接してくれて、
私は何も考えずに毎日楽しく過ごしていた。


田舎の小学校だったので校庭は広く、遊具もたくさんあったけど、
私たちは休み時間のたびに鉄棒の奥にある花壇の段差に寄りかかって
ひたすら他愛のない話をするのが日課だった。

後に聞いた話によると、
あまりに3人の世界に入ってしまっていたため
他の子からは話しかけづらい、怖い印象を持たれていたらしい。。

そんなことには気づかず、私は毎日楽しく過ごしていた。


私は、四六時中Sちゃんにべったりだった。

遊んでいる途中にSちゃんの習い事の時間になると一緒に着いて行き、
近くの図書館で本を読みながらSちゃんを待った。

Sちゃんが体調不良を訴えると私も体調不良だと言い、
Sちゃんと一緒に早退した。

あの頃、もっと周囲に目を向けることが出来ていれば
もう少し色々な思い出が出来ていたかもしれない、と今になっては思う。

それくらい、私のなかの思い出はSちゃんのことしかない。


私にとって小学生になって変わったことと言えば、
授業があることくらいだった。

幼い頃からずっと学習塾に通っていたこともあり、
自然と毎日学習する習慣がついていたので
授業も宿題も苦にならず、学んだことはぐんぐん身に着けていった。

身体を動かすのも好きで、体育でも活発に活動していた。
初めての運動会では、リレーの選手に選ばれるほどだった。

両親からも先生からもたくさん褒められて、
私は毎日学校に行くのが楽しかった。

思いやりが無いこと以外は、何も問題のない学校生活の始まりだった。

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