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気まぐれ人生備忘録

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  • 私の人生メモ

    私のこれまでの人生をまとめてます

最近の記事

11歳、最後の小学校生活と私の話

11歳、小学校6年生の担任は「昭和の先生」といった感じで これまでの先生に比べてダントツで厳しい先生だった。 体罰こそなかったものの、 怒るととても怖くて常に険しい顔をしている先生に対して 反抗出来る生徒はほとんどいなかった。 ただ、普通に生活して勉強していれば怒られることもなく、 授業の妨害をする生徒を厳しく注意してくれる良い先生だった。 その先生の授業で特に印象に残っているのは、 みんなで魚を焼いて食べたことだ。 ある日、授業で竹を渡され、 「今から竹串を作りま

    • 10歳、後悔と挑戦の私の話

      10歳、私は小学校5年生になった。 その頃、私には好きな男の子がいた。 5年生になってクラス替えで私は再びSちゃんと同じクラスになり、 私のことを嫌いなNちゃんとはクラスが離れてほっとした。 小学校も高学年にもなると、 周囲の子もみんなそれぞれ好きな子の話を囁き始める。 大抵、運動が得意な男の子が人気だった。 特に、足の速い子。 私もSちゃんも例に漏れず運動が得意で活発な男の子のことが好きだった。 いつ頃からかは覚えていないけれど私はSちゃんと交換日記をしていて、

      • 9歳 何でも自分が1番な私の話

        9歳、私は小学4年生になり、元いた小学校に再び転校した。 家の建て替えも完了し、 自分で選んだ壁紙や天井の、自分だけの部屋が出来た。 小学校の友達はみんな何も変わらずに私たち兄弟を迎えてくれた。 私は得意げに島での思い出話を語り、 砂浜で拾ってきた綺麗な貝殻やハカラメの葉を友達に配った。 ハカラメの葉は、その名の通り葉から芽が出てくる。 海外では"Good-luck leaf"(幸運の葉)と呼ばれているらしい。 4年生のクラスでは、SちゃんNちゃんとはクラスが離れてし

        • 8歳 島に移住した私の話4

          続きです。 -------------------------------------------------------------------- 島での食事で一番印象に残っているのは、ウミガメを食べたことだ。 ウミガメと聞くと水族館などでしか見ることの出来ない印象があるが、 島では養殖場があり、いつでもウミガメを見ることが出来た。 そして、島の商店ではウミガメの缶詰が売っていて、 いつでもウミガメを食べることが出来る環境だった。 残念ながら味はあまりハッキリとは

        11歳、最後の小学校生活と私の話

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          13本

        記事

          8歳 島に移住した私の話3

          続きです。 ------------------------------------------------------------------ 島に住んでいても、私は相変わらず負けず嫌いな性格だった。 休み時間にみんなでけん玉をするのが流行ったときには、 少しでも長くけん玉を続けることが出来るように本気で取り組んだ。 授業で100マス計算があるときには同級生の誰よりも早く終わらせたし、 みんなで漢字検定を受けるときにも満点を取りに行った。 同級生は男の子しかいなか

          8歳 島に移住した私の話3

          8歳 島に移住した私の話2

          続きです。 -------------------------------------------------------------------- 島に到着した私たち家族を迎えたのは、 綺麗な海とたくさんの自然、島に招待してくれた母親の友達… だけでなく、これから通う小学校の人たちやお世話になる民宿のおじさん、 この船に乗って私たち家族が来ると聞いた島の人たちが総動員して 私たちの入島を歓迎してくれていた。 私たちはハイビスカスのレイを貰い、軽い挨拶を済ませ、 これ

          8歳 島に移住した私の話2

          8歳 島に移住した私の話1

          更新遅くなってしまいました。。。 コロナで家からほとんど出ることが出来ず、 毎日怠けた人生を過ごしています。 もう少し出来るだけ毎日更新出来るように頑張ります。 ------------------------------------------------------------------------ 8歳、私は家の建て替えのため、転校することになった。 場所は、なんと、とても綺麗で小さな島だった。 家を建て替える経験をした人は多くいるかもしれないけれど、 その

          8歳 島に移住した私の話1

          7歳 周囲に左右されがちな私の話

          7歳、私は勉強が好きな子どもだった。 なぜなら、勉強をすればするだけ褒めて貰えるからだ。 この頃、私は週に2回通い続けていた学習塾では とても優秀な生徒で、 常に自分の学年よりも2学年3学年先の学習を進めていた。 と、言っても、最初は国語だけだった。 私の母親は月に数回、 図書館で本を数冊借りてきてくれていて、 私は母親の選んでくれた本を読むのが大好きだったし、 国語は得意なので長文の活字も苦ではなかった。 そのためか、読解力、理解力は人一倍あり、 小学校での授業内容

          7歳 周囲に左右されがちな私の話

          6歳 小学生になった私の話

          こんばんは、emiです。 noteがちょっとずつしか更新出来ていないので、 ようやく6歳、小学生の話になります。 中学、高校、大学、就職、転職… まだまだ書きたいことがたくさんあります。 目標としては7月中に中学校卒業したいです。 ------------------------------------------------------------------- 6歳、私は独占欲の強い性格だった。 小学校に入学し、初めてSちゃんと同じクラスになることが出来た。 さ

          6歳 小学生になった私の話

          5歳 男の子、女の子と関わる私の話

          年長クラスに上がった私は、 またしてもSちゃんとクラスがわかれてしまったため 毎日のようにSちゃんクラスに遊びに行っていた。 Sちゃんは誰とでも仲良く出来る子だったので Sちゃんと遊びたい子は多く、毎日色んな子と遊んでいた。 私は、周囲の子の気持ちを考えられない子だった。 まだ幼いながらもこの頃にはもう既に 「男の子」「女の子」という区別がハッキリしてきていて、 男の子たちは毎日女の子の制服のスカートの中を覗こうと必死だった。 いつ頃からどうしてそうなったのかは覚えて

          5歳 男の子、女の子と関わる私の話

          4歳 宝物を探す私の話

          年中クラスに上がった私は、 Sちゃんとクラスがわかれてしまい 落ち込みながらも毎日能天気に過ごしていた。 相変わらず何でもやりたがる私は お遊戯会でも主役を演じることになった。 演目は「みにくいアヒルの子」。 他の子と違うという理由でいじめられていたアヒルの子が 実は白鳥の子で、最後は綺麗な白鳥に成長して幸せになる物語。 主役は2人で、前半のいじめられている場面までと、 後半の白鳥に成長した場面からとで分担した。 私はもちろん、後半の白鳥に成長した場面の役で、 緊張もせ

          4歳 宝物を探す私の話

          3歳 幼稚園に入園した私の話

          3歳、私は遊ぶのが大好きな子どもだった。 3歳になった私は念願の幼稚園に入園した。 兄と一緒の幼稚園に通う私は、自分のことを兄と同等に思っていたし、 両親も私と兄を対等に扱っていた。 何事にも積極的に取り組む私はすぐに幼稚園に馴染み、 お遊戯会でも主役のつもりでいた。 年少クラスのお遊戯会はダンスだったけど、 私のなかでは私がセンターで私が中心だった。 この頃になると、友達と一緒に遊ぶ時間がぐんと増えた。 遊びと言えば専らダンゴ虫をつついて丸めて一か所に集めたり、 ひ

          3歳 幼稚園に入園した私の話

          0~2歳 負けず嫌いな私の話

          初めまして。 私は1993年から人生を始めました。 忘れっぽい質なので備忘のためnoteに残していこうと思います。 ---------------------------------------------------------------------------- 0~2歳の記憶は、ほとんど無い。 ただ、私は、人より少し怠けるのが好きで、 負けず嫌いな子どもだったのではないかと思う。 私は関東のごくごく普通の家庭で生まれて育った。 父親は自営業で、家の横にある倉庫の

          0~2歳 負けず嫌いな私の話