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怒り・嫉妬・イライラを一瞬で抑えて、嫌いな人に上手に対処する方法

あなたは今、

どうしても嫌いな人と関わる必要がある…
職場の人間関係が悪くてストレスが溜まる…
誰かを嫉妬して憎んでしまう…
些細なことでイライラしてしまう…
不当な扱いを受けるとすぐにキレてしまう…
なにかとマウントや攻撃をしてくる人がいる…

このように、怒りや嫉妬や復讐心に駆られた黒い感情に支配されているのではないでしょうか?

この黒い感情はあなたの頭や心に棲みつき、あなたを苦しめ続けます。
やがて黒い感情は、あなたを終わりのない迷宮へと誘い込みます
その迷宮の中であなたは逃げ場を失い、暗闇の中をグルグルとさまよい続けてしまうのです。

穏やかな日常を取り戻すには、この終わりのない迷宮から今すぐに抜け出す必要があります。

でも安心してください。
この記事で、怒りや嫉妬や復讐心に支配された終わりのない迷宮から一瞬で抜け出し、嫌いな人に上手に対処する、セルフ心理セラピーのテクニックを教えます。

さらにあなたは、この迷宮から抜け出すことで、全てを受け入れる穏やかで優しい気持ちに包まれ、誰よりも価値ある人間に生まれ変わることができます。

怒りを手放し、本気で自分を変えたいと思っているなら、ぜひ最後までご拝読ください。




由依の場合

美容師アシスタントの由依には、どうしても嫌いな人がいた。
毎週決まって来店してくるマダムのお客さんだ。

新人アシスタントだった由依に対して、マダムは事あるごとに嫌味を言い続けた。
「シャンプーのお湯がぬるい」
「力が足りない」
「ドライヤーの当て方が下手」
嫌味は毎回のお決まりのようになっていた。

それは由依の心をチクチクと痛め続けてはいたが、技術的に未熟だと認識していた由依は、これは一人前になるには必ず通る道だと我慢して働いていた。

しかし、やがてマダムの嫌味は、技術面だけではなく、由依の人格面に対しても攻撃するようにエスカレートしていった。
「なんでこんなこともできないの?」
「どうして覚えられないの?」
「やる気が足りないんじゃない?」

由依は自分の存在全体を否定されていると感じ、マダムに対してますます萎縮するようになった。

そしてある日、シャンプーの際にお湯が顔に飛んだという些細な理由で、マダムは怒り狂ったように由依を怒号した。
それをきっかけに由依の心は完全にシャットダウンし、マダムに対して怒りと憎しみと恐怖の感情しか持てないようになった。

人を心から憎んだのは、由依にとって生まれて初めての経験だった。
それでも、由依が担当する美容師の指名客だったマダムとは、毎週必ず顔を合わせて接客しなければならなかった。
しかし、マダムの予約が入った時点で怒りと恐怖で手がしびれ、当日までずっと吐きそうなほど憂鬱になってしまうくらい、由依は追い詰められていた。

憎しみのあまり、ひどい空想を繰り返すようにもなった。
「今度怒られたら絶対に言い返そう」
「どんな言葉を言ったら一番ダメージを与えられるだろう」
「いっそ、事故にでもあってしまえばいいのに」

やがて由依の頭の中は、マダムへの黒い感情に支配されるようになった。
何をしているときでもマダムへの憎しみが頭を離れず、終わりのない迷宮へと迷い込んで行った。

マダムの来店日が近づくにつれて憎しみや恐怖の感情は膨れ上がっていき、手のしびれや動悸のほかにも、涙まで流れてくるようになった。
それは周囲や仕事にも悪影響を与え、人と優しい気持ちで接することも難しくなったり、仕事に集中できずにミスを繰り返すようにもなってしまった。

由依は、今すぐに終わりのない迷宮から抜け出す必要があった


迷宮

由依さんが陥った状態には、いくつかパターンがあります。
由依さんは空想だけで留まりましたが、人によってはスイッチが入ったように怒ったり、攻撃的になったりする場合もあります。

しかし、根本的な問題はどれも同じです。
傷ついた思いと怒りの感情に囚われてしまい、身動きがとれなくなっているのです。

この状態には誰もが陥ります。
自分は冷静で理性的だと思っている人も例外ではありません。

この身動きがとれなくなった状態を、「迷宮」と呼びます。
深く入り込めば入り込むほど、抜け出すのが難しくなるからです。

あなたを不当に扱った人は、まるであなたの頭の中に棲みついたかのようになって、追い払うことができなくなります。
あなたはその人に悪態をついたり、反論したり、復習を企んだりします。
同じことを何度も何度も繰り返し考えるようになり、あなたを迷宮に閉じ込めるのです。

少し簡単なエクササイズをしてみましょう。

目を閉じて、その人があなたを怒らせているところを思い描いてください。
現実にそれが起きているかのように、激しく言い返してみましょう。
今あなたはどんなことを考えていますか?
どんな気持ちにさせられましたか?
それが、普通ではない気持ちであることを理解しましょう。

激しく反応するのは当然かもしれませんが、しかしそれが最善とは言えません。
迷宮に入り込むと、あなたは自分自身に悪い影響を及ぼしていきます。
由依さんの場合は紛れもなく、仕事や私生活にも支障をきたしていました。

迷宮によって壊されるのは、他人との関係だけではなく、自分の人生との関係も損なわれてしまいます。
それは、迷宮に入り込むことで、人生がいたずらに過ぎていってしまうことです。

人間は色々と適切ではないことをしてしまいますが、ほとんどはいつまでも害をもたらすようなものではありません。
最初に感じた痛みをさっさと忘れることができれば、すぐに前を向いて進めるものです。

しかし人は、なかなかそうはできずに、過去に受けた仕打ちをずっと引きずってしまうことがあります。
その結果、自分自身の未来に背を向けることになってしまうのです。

典型的なのは、大人になっても、人生を台無しにされたといって相変わらず親を責めている人です。
そういう人は、大昔に迷宮に入ったきり出てくることがありません。

そして、難しいことを途中で諦めてしまう理由について、都合のいい言い訳をします。
「漫画家になれないのは、親が才能を認めてくれなかったせいだ」
「仕事で成功できないのは、家が貧乏だったせいだ」
「結婚できないのは、シングルマザーの母親が男の悪口ばかり言っていたせいだ」
といったように。

親だけに限らず、自分の問題や失敗をすべて他人のせいだと言い訳してしまう人は、迷宮に入り込んでいる証拠です。

このように、迷宮は生涯にわたって悪影響をもたらしますが、もっと短期的にも害を与える場合があります。
由依さんは、マダムのことで迷宮に入り込んでしまったことによって、大好きだったおばあちゃんの命日を何週間も忘れてしまっていたのです。
毎年命日には必ずお花を買って、おばあちゃんのことを想っていたのにも関わらずです。

迷宮は、その人の人生で最も大切なものにさえ、害をもたらすことがあります。
数えきれないほどの時間が浪費され、豊かな機会が失われ、本来生きるべき人生を十分に生きられずにいるのです。

迷宮が厄介なのは、どれほどの犠牲を払うことがわかってなお、そこから逃れられない点です。
由依さんもまた、これ以上自分が壊れてしまわないように心をコントロールすることが重要だとわかっていても、マダムから受けた非難を思い出しては、またあれこれと考えてしまっていました。


公平さ

迷宮から抜け出すことは、なぜこんなにも難しいのでしょう?

迷宮に閉じ込められてしまうのは、人間なら誰もが持つ「期待」が原因です。
世界は私たちを公平に扱ってくれるものと、みなが期待しているからです。
これは、実に子供じみた思い込みにすぎません。
「いい子にしていれば、世界は優しくしてくれる」

この思い込みが幾度となく裏切られていることは、あなたもよく知っているはずです。
運転中に割り込みされたり、お客さんに無礼な態度をとられたり。
そうした確かな現実に直面してもなお、私たちは子供じみた思い込みに執着します。

世界は自分を公平に扱ってくれるものだと思い込んでいる間は、不当な扱いを受けると、すぐに公平さとバランスが保たれるように要求します。
この要求は頑固で、叶えられるまであなたは一歩も譲ろうとはしません。

これが、迷宮に入り込むと大抵いつも、仕返しや原状回復を妄想する理由です。
失われた公平さを取り戻すという無謀な戦いに挑んでしまうのです。

人々に公平に扱ってもらえるというこの期待は、あなたが気づいていなくても、確かにあなたの背後に存在します。
これはつまり、あなたはどんなときも迷宮の入口のすぐそばに立っていて、いつ迷い込んでもおかしくない状態にあるということです。
不当な扱いをされれば、考える間もなく、いとも簡単に迷宮に引きずり込まれてしまうのです。


ハイヤーフォース「与える力」

公平さを求めるという、小さな頃から抱えてきた期待を断つのは、簡単ではありません。
そのような期待を持つことをやめられるのは、公平であることよりももっと大きく、素晴らしく、強力なものを感じたときです。

仕事で嫌なことがあり迷宮に入り込んでしまったときでも、家に帰って聞こえてくる家族の笑い声に無償の愛を感じ、嫌なことが一瞬で吹き飛ぶような、そんなときです。

あなたにとってそれは、愛するペットを抱いているときかもしれません。
逆にあなたが受け取った無償の愛、例えば、子供の頃に寝ずに看病してくれた母親の姿や、どんなときも味方になってくれたおばあちゃんの姿かもしれません。

その圧倒的な愛情のうねりは、あなたを迷宮から連れ出し、傷ついた心や引きずっていた怒りを癒してくれたでしょう。

これは、嬉しいと思うことを誰かにしてもらったときに感じる、低い次元の喜びとは全く違うものです。
好きな人に告白されたとか、高級なバッグをプレゼントされたといったような、そういう次元の低い愛や喜びは、とても脆いものです。
それは自分の外の状況に対する反応だからです。

迷宮から逃れるコツは、即座にしてしまう反応とは無関係の愛を生み出すことです。
これが、人から溢れ出る高い次元の愛です。

この高次元の力であるハイヤーフォースのことを、「与える力」と呼びます。
「与える力」は、見返りを求めずに絶えず与え続ける、無償の愛の力です。
あらゆる人と物に等しく降り注ぐ、太陽の光のようなものです。
このハイヤーフォースを感じたとたん、あなたは傷ついた気持ちから連れ出してもらえます。

誰かに救ってもらう必要はもはやありません。
なぜなら「与える力」は、それ自体が報いだからです。
公平さを求めるのとは違い、この報いにこそ本物の価値があります。
すなわち、あなたが自分の人生と調和できるようにしてくれるのです。

誤解のないように、しっかりと理解しましょう。
「与える力」の流れに乗ることは、不当な扱いを受けたときに、それに屈したり、黙って耐えたりすることではありません。
ひどい仕打ちをそのままにしておけ、と言うつもりもありません。

「与える力」は、あなたの「内面」を変えます。
しかし、「外面」的には、あなたは思い通りに反応しても問題はありません。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、事実、「与える力」を使うと、誰かと向き合うときに、もっと果敢に行動できるようになります。

迷宮に囚われている限り、あなたはいつまでも、あなたを不当に扱った人に何かを求めることになります。
するとその人に、あなたを威嚇する力をさらに与えてしまうことになります。
怒りや憎しみの感情は決して打ち消しあうことはなく、さらなる負の連鎖を生みます。

ハイヤーフォースである「与える力」の流れに乗ると、怒りの連鎖から脱出でき、恐れる相手がいなくなるのです。


セルフ心理セラピーツール「積極的な愛」

セルフ心理セラピーを実践する前に、簡単なウォーミングアップをしましょう。

まず、ハイヤーフォース「与える力」は、エネルギーに満ちた巨大な波で、そのエネルギーを世界に与え続けている、とイメージしてください。
「与える力」は絶えずあなたを取り囲んでいます。
ただしそれを実感できるのは、あなた自身が与え続ける状態になったときだけです。

あなたは「与える力」とシンクロする必要があります。
ちょうどサーファーが、乗りたい波とシンクロするように。
心を込めて与えるようになると、「与える力」によって、流れに乗せてもらえるようになります。

誰かに手を差し伸べられるのを、じっと待っていてはいけません。
不当な扱いを受けたときには、自分から意識的に愛を生み出す必要があります。

これに納得できない人もいるでしょう。
私たちはまるで子供のように、愛とは努力を必要としないものだと思っています。
しかし、精神的に成長するには、本当に愛に溢れた状態を作るには、相応の努力が必要だと、理解することが重要です。

大半の人は、愛について努力をすることに慣れていません。
そこで、セルフ心理セラピーの「ツール」が必要になります。

ツール「積極的な愛」は、愛と努力という2つの要素が組み合わさっています。

ツールを使っている間、あなたの中にミニチュア版の愛の流れが生まれます。
するとあなたは、無限の「与える力」という、もっと大きな波とシンクロするようになります。

誰かに煽られたり、怒りを覚えさせられたり、挑発されたりして、迷宮に入り込みそうになったら、必ず「積極的な愛」を使いましょう。

これが確実に「与える力」の流れに乗る方法です。
するとあなたは、どんな状況にあるときでも、迷宮を逃れるパワーを得られるようになります。
すなわち、あなたの貴重な人生の時間を邪魔できる人は、誰一人いなくなるのです。


「積極的な愛」の実践方法

目を閉じてイメージしてください。
あなたは、無限の愛に溢れた、あたたかな光の流れに包まれています。
心があなたを超えて広がり、愛の流れとひとつになるのを感じましょう。
心を元の大きさに戻すと、無限のエネルギーが凝縮されて、あなたの胸の中に宿ります。
この無限の愛に溢れた力が、姿を現したいと願っています。

次に、あなたに腹立たしい思いをさせた人に、意識を集中しましょう。
その人の姿を思い浮かべてください。
胸に宿った愛を全部、まっすぐその人に向けて送りましょう。
深く吸い込んだ息を残さず吐き出すように、余さず全ての愛を送ります。

胸から出ていく愛を追いかけてください。
愛が相手のみぞおちに入るときには、ただ見ているだけではいけません。
愛が入っていくのを感じましょう。
すると、相手と完全にひとつになる感覚を得られるようになります。
リラックスして、再び無限の愛に包まれるのを感じましょう。
愛は、あなたが与えたすべてのエネルギーを、あなたに返してくれます。
エネルギーがみなぎり、穏やかな気持ちになるのを感じましょう。

このツールには3つのステップがあり、覚えやすいようにそれぞれに名前があります。
1つめのステップは「集中」です。
あなたを包むすべての愛を集めて、心に集中させます。

2つめは「伝送」です。
心を導管として愛を送り届けます。

最後の3つめ「浸透」に、このツールの真の価値があります。
自分が送り出す愛が、相手の中に浸透していくのを感じるとき、あなたは全てを受け入れているという感覚を得ます。
これこそが勝利です。
あなたは不当な扱いを完全に受け入れ、そこから前へ進めるようになります。
もう誰もあなたを迷宮に招き入れることはできません。
あなたの歩みを止めることも、誰にもできなくなります。

このツールは、相手がどんな人かわからないときにも、または組織に対しても使うことができます。
高速道路で割り込んできた知らない人に対しても、ニュースで目にするおぞましい組織に対しても。
重要なのは、現実であれ想像であれ、相手がいて、その相手に愛を注ぎ込むことです。

このツールを知ったからには、不当な扱いをされたと思ったら、その度にあなたには2つの選択肢が与えられます。
1つは、何もできなくなって、また迷宮に入り込み、過去に囚われながら人生を無駄にする。
もう1つは、「積極的な愛」を使って、「与える力」とひとつになり、人生を前進させることです。

不当な扱いに動揺してしまうと、後者の選択肢があることを忘れてしまうことがあります。
そんなときは、次のイラストを思い返してください。



由依さんの現在

マダムに対する黒い感情が拭い去れず、まさに迷宮に入り込んでしまっていた由依さんは、「積極的な愛」を何度も試しました。

しかし、どうしても憎しみの感情が勝り、マダムに向けて愛を送るなど、到底できそうにありませんでした。
それも当然のことです。
みながみな、ガンジーやマザーテレサのように、いかなる人に対しても無償の愛を届けるなど、簡単にできることではありません。

嫌いな人に愛を送るなど、あなたのプライドが許さないのも理解できます。
しかし「積極的な愛」を使うのは、それがするべき正しいことだからではありません
それが、あなたのためになるからです。

怒りを抱えながら生きていくのは、果てしなく辛く、疲れるものです。
迷宮から抜け出して自分の時間を取り戻すためには、やはりツールの力に頼るべきです。

「積極的な愛」が難しいのは、怒りが反応的な感情だからです。
相手の顔を見ただけで、または思い浮かべただけで、怒りが強まり、愛を生み出せなくなってしまうものです。

そうなったときはシンプルに、相手の顔を見ないように、または想像しないようにすることです。
顔というのは、その人であることを最もはっきり示す部分です。
顔のない胴体であれば、特定の誰かが映り込んでくることはありません。

相手に愛を注ぎ込むときは、胴体だけを見て、まっすぐみぞおちにエネルギーを向けましょう。
すると相手のことではなく、するべきこと、すなわち「与える力」を生み出すことに集中できるようになります。

由依さんはこのテクニックを使い、「積極的な愛」を上手にコントロールして、「与える力」を生み出すことに成功しました。

マダムへの憎しみを限りなく小さくすることができた由依さんは、ある日マダムの喜びそうなことを率先して行ってみました。
それは、好きな飴や雑誌を用意して、積極的に笑顔で話しかけるという些細なことでした。

すると、明らかにマダムの表情が緩んだのを感じたと言います。
それ以降、マダムも優しく接してくれるようになり、由依さんがマダムに抱いていた黒い感情や苦手意識まで、すっかりとなくなっていったのです。

「積極的な愛」を使ったことで、由依さんは迷宮から抜け出して穏やかさを取り戻し、さらには相手の優しさを感じるという、副次的な利益まで得ることができたのです。

現在由依さんは、どんなに難しいお客さんにも動揺することなく、優しい気持ちで接することができるようになりました。
なによりも、迷宮に入り込んで人生を無駄にすることなく生きられる、という自信が、由依さんに大きな力を与えました。


「積極的な愛」のまとめ


ツールを使うべきとき

ある人に対して腹が立ち、その人のことを頭から追い払えなくなったときに、このツールを使いましょう。

あなたはその人がしたことを何度も思い返したり、仕返しすることについてあれこれ考えたりするでしょう。
これが迷宮です。

迷宮に入り込むと、あなたは怒りによって人生の貴重な時間を無駄に過ごしてしまいます。
そうならないためにも、「積極的な愛」を使ってすぐにでも迷宮から抜け出せるように訓練しましょう。


戦う相手

あなたが戦うのは、自分は公平に扱ってもらえるという子供じみた思い込みに対してです。
不当な扱いが正されるまで、あなたは人生を前進させようとしません。
しかしそのような期待はことごとく打ちのめされ、あなたは身動きがとれなくなってしまいます。


ツールを使うキュー(合図)

  1. 誰かに腹の立つことをされたらすぐにこのツールを使いましょう

  2. 最近あるいは昔の不当な扱いを思い出しているのに気づいたら、このツールを使いましょう

  3. 嫌いな人と面と向き合う準備を整えるために、このツールを使いましょう


ツールの実践方法

1. 集中:
心が広がって、あなたのまわりにある無限の愛の世界を包み込むのを感じましょう。
心が元の大きさに戻ると、その無限の愛は凝縮されてあなたの胸に宿ります。

2. 伝送:
相手に意識を集中し、あなたの胸に宿った愛を全部、その人に向けて送りましょう。
余さずすべて送り届けます。

3. 浸透:
愛が相手の中に入っていくときは、ただ見ているのではなく、それを感じましょう。
相手とひとつになるのを感じます。
リラックスして、送ったエネルギーがすべて返されるのを感じましょう。


繋がるハイヤーフォース

「積極的な愛」によって、「与える力」が呼び覚まされます。

「与える力」は、全てをあるがままに受け入れる力です。
これによって、不公平感が消し去られ、あなたは無条件に与えることができるようになります。

無償の愛を与え続けるあなたは、最大の恩恵を受ける人になり、誰よりも価値ある人間に生まれ変わります。


次回予告

次回は、「不安・緊張・劣等感を瞬時に克服して、揺るぎない自信を手に入れる方法」をお伝えする予定です。
自己肯定感が低くて悩んでいる方は、ぜひ。


P.S.
セルフ心理セラピーについてもっと知りたいという方は、無料動画を公開しているので、ご興味のある方はこちらをチェックしてみてください↓
https://utage-system.com/page/5Oup689aMFV2?ftid=M0jcDauolXGK

 


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