見出し画像

『いまここ』が大事

カラーセラピストときどき太陽マニアのELLYです。

今日は、「いまここが大事」について書いてみます。

私の恩師の一人でもあり、イギリスのオーラライトカラーセラピーの創始者・トニークーパー氏が、授業の中で何度も何度も繰り返していたのは

「いまここが大事なんだよ」

ミレニアムの2000年になったばかりの2月のはじめのこと。21年前ですが、その時のトニーの講義の様子が、今も大画面を観ているように目の前に浮かびます。

その映像はまさに、私にとって永遠の「いまここ」なのかもしれません。

オーラライト・カラーセラピーは上下の色が異なる80本のボトルから成り立っています。(写真はそのうち上下同じ色のボトルをチョイス) このような、ボトルを選ぶタイプのカラーセラピーのカウンセリング(またはセッション)では、クライアントの選んだボトルから、本質や過去、現在、そして未来を読み解いていきます。

ある人は過去のことはもう分かっているからいい、と言います。そしてある人は現在のことも分かっているからいらない、と言います。本当にそうだと思いますか?

人は分かっているつもりでも、あえて見つめ直すことで自分自身を知ることができます。カラーセラピーでは、ここを大切にしています。そして過去からの経験から出来上がった現在の自分が基点になるのです。

そういえば心理学の恩師も禅の講義が一番好きと仰って力を入れていらっしゃいましたが、禅の世界も「いまここ」を大切にしますね。

と、話がそれてしまいましたが…。カラーセラピーを受けてくださる方で、特にイベントで多いのか、過去はいらない、今もいい、未来だけを知りたいという方がたまにいらっしゃいます。

カラーセラピーは占いではないので、それにお応えするのは難しのです。。。なんてことは言いません(笑)占い的にお話しもできますからね^^

ただ、本来のカラーセラピーとしては、クライアントやお客様とのコミュニケーションを大切にしているので、いきなり「あなたの未来はこうです!」なんてことは言いませんね。占いとしてやるならやれますが。

カラーセラピーは自分自身を認識してもらってから未来に向かいます。

そして大事なのは、未来は過去から現在、その延長線上とは限らないのです。

色をもとにあなたの未来を読み解くのですが、その時に言われるのは、そんなこと考えてもみなかったです という言葉。

自分で未来を考えていたのに、そんなこと思ってもみなかった。そんな可能性があるんですね。という驚きの言葉が返ってくることが多いのです。

ただ、その未来がわかるのは、あくまでも過去から現在を自分のものとして捉えることができた方だけと言っても過言ではないでしょう。

想像もしなかった未来を知った人たちは、その瞬間、瞳をキラキラさせて食い入るように私を見つめます。(照れるなぁ 笑) そして、未来のボトルに魅入っているのよね。愛おしそうにそのボトルを眺めます。

そして、その未来の夢や目標を共有できることで、私もとても嬉しくなるのです。

「いまここ」に関しては他の視点から見ることもできるのですが、今回はカラーセラピーの流れの中の「いまここ」で締めくくりたいと思います。

そして、私自身の いまここ をちょっと考える時間にしたいと思います。

どうぞ、あなたも少しの間 目を閉じて、あなただけの「いまここ」を感じてみてくださいね^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?