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秘密の花園


自分の作った場だと思ってたけれど、みんなの場にちゃんとなってた。
少しづつ、素晴らしい花を咲かせてた。こっそりそれを見せてもらってる日々。

学園生の焙煎師の女子が、月1イベントをしているのは知ってた。しかも朝。

コーヒーをみんなで飲むんだそうだけれど
楽しそうだなと思ってたけれど、
そしていつもすぐ満員になってて、、。
けど、12月のそれは、
参加した人が感動して泣いたりしていて、
焦った。
え、え、コーヒーで泣く?

焙煎師のいっちゃんが炒ったコーヒーを、遠隔で、そう、過半数の学園メンバーが地方なので、
それで、オンラインでね、味わいをみんなで表現しあったりしているそう。
どう感じるか。

その話聞いて、月1の誕生日会で、
「ねえ、例のいっちゃんのコーヒーイベント、なんで泣いたりしてるの?」って
探りを入れたら、参加したみんな、また思い出し泣きをしていたので
私は????だったけれど


でもその様子をみて、泣いてる人もいて
なんかわからないけれど、いいもんだなと思った。
きになる私は、そのうちの一人に、「ねえねえ、なにしてるやつなの?なんで泣いてるの?」
ってまた個人的に聞いたら、やっと教えてくれた笑

「ひとつ感じたのは、わたしあんまり他人に涙を見せたくないひとなんですけど、
ここは涙を見せてもいい場所なんだぁと心がほどけるような感覚につつまれました。そのままでいいというか、それでいいというか。学園てそういう場なんだなぁと
うまく伝えられないんですけど」

ふむ。コーヒーの味わいを、いろいろ自分の感じ方を語らううちにそうなるのだろうか。

「いっちゃんも、豆を再販するまでにこれまでに語らずにいた想いとかあふれてきて、もうみんなで号泣です笑
誕生日会のなぎちゃんの涙とか、学園生の多くの人が持ってるもの(感謝)だと思います。
母さんやとるめろもあのなぎちゃんの涙にやられそうだったって言ってました。わたしも誕生日会で泣きました笑」

私は、朝ドラを見ているのだろうか。
なにかドラマが起きている、、、、私の知らんところで笑

他にもまあ、ふんわり知ってる。
キャンドル作りを仕事にしていたけれど、なんだか追い立てられるようになったため、少し辛くなっちゃって、作るのをやめたミカニクさんが
ふたたび、学園内で、キャンドル作りをはじめたこと。

知ってる。
人知れず、グッときてる。

それもなんか、そのキャンドル作り、やめてたのにオーダーしたのが、コーヒーのいっちゃんだそうで。
循環してるのだった。

だからなのか、ミカニクさんの再び始めたキャンドル作りはいままでと違って
自分のペースで、そして、想われて、その想いに応えて、その人にキャンドルを
作っているように思う。
愛の大きさが平等なんだよね。対等なんだよね。きっと。

ミカニクさん、新しい、火を起こしたんだね。

私も実は、そんな感じなのです。
ちょうど、オーストラリアのエンジェルリーディングができるyasukoさんと話していた。
「エリーちゃんの焚き火の炎は、いままでと違うよ」

火をまた起こそうと思うけれど
それは誰かの調整役でも、どうも自分を曲げてしまったり無理してしまったり
してたけれど、そういうのをやめて8年。
火はなんか消えちゃったと思ってた。浦島太郎というか。
けれど、そうじゃなくて、新しい自分らしい強い火をおこしていたみたい。

そう、火をおこしている今。
自分らしい、強い炎を。

2020に思うのは、会うのはもちろんいいけれど、でも、オンラインはいい距離感だなと思う。
文通に近い。
そして、会えるときがまた、そんなに頑張らなくていい笑
言葉少なくとも文通しているので、オンラインで。
それが風の時代なのかもしれない。

車椅子のメンバーも数名。オンラインはとてもいい。

みんなが何をつかみ取り、みんなが何を、育んでいくのか。
誰と誰が出会って、何を立ち上げたり、学んだりするのか。
とても面白い。

最近入ってきてくれた、のぶちゃんが、入院を控えていて、みんなで応援している。
私も手術の日を気にしている。すごく近い感じだ。
遠くの知人よりも、近い。のぶちゃんは大阪に住んでいる。
のぶちゃんは教師だけれど、最近、やってみたかった、ハギレでブックカバー作るのを
やっているらしい。学園生が見せてくれた。
「私をイメージして作ってくれました」
「え!?」

なんか、プロダクトって、「私」をイメージして作られないのが多いので、へぇと思った。
「マス(多数)」を意識して作られたものを、「私」が合わせる。気にいる。
でも、
1点もので、なんか自分を想って作られるものってのは、重いかなと想ったけど
見せてもらって、楽しいもんだなと思った。腕がいいんだろうけれど。
長きにわたって大事にできそうだ。

イギリスの古い家具だってそうだ。
ロンドンの郊外のおうちでお父さんに言われた。
「オーダーメイドで、僕の父さんから譲り受けたんだけど父さんの友人がこの家をイメージして、父さんのために作ってくれてさ」って自慢されたことがあった。

ブックカバーって、手に馴染むものだから、そういうのって
1つでもあると、人生は途端に豊かになったりするのかもしれない。

ミカニクさんのキャンドルも。
いっちゃんのコーヒーも。

他にもあるけどまた今度。

そういうわけで、たったひとりのあなたの参加を、お待ちしてます。
まだ出会うべき人がいそうな気がして、なんだかそわそわしています。

募集は今夜23時59分まで。
elliegakuen.com/about


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