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大阪は韓国に侵食されているfeat.soju

鶴橋コリアタウン、TWICEサナの出身地、朝鮮総連、猪飼野区、他にも何かと韓国と縁がある大阪は時に大阪民国と揶揄されることがある。


まず自分の立場として非常に曖昧で大阪は好きで住んでいるけど大阪人になりきれない存在というか。

脱田舎してかれこれ一年になるけど、その前に大阪や関西にいたことがないわけでもない。完全に関西というわけでもないし、関西だとも言い切れない。ちょっと説明が複雑なアイデンティティーというわけだ。

つまりこれが初めての大阪や関西体験記かと思われるというとそういうわけではないし、大阪民国という表現も関東人が嫌味で言っているとのは違う。自虐もあるし自分はこういうコリアン文化も好きだ。

まあそういう大阪民国に住んでいるわけですが、明らかに前住んでいた部分と違うとことがある。

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それは本当に韓国焼酎が多いということ。

この写真、つい今日スーパー玉出で買ってきたチャミスルだ。もうこの時点で幸せで、瓶で並べると満足度が高い。


まずスーパー玉出で買うってのがめちゃくちゃ大阪っぽくありませんか?笑

スーパー玉出といえば、大阪のヤバいホームレスの街である西成区にあるというイメージだ。激安でヤバい商品を売っているという民度最低みたいな凄く治安が悪い場所として知られている。

いわば都市伝説だ。


ただこれは間違い。

実際のスーパー玉出は普通に庶民の生活に溶け込んでいるし、実際そこまで破格的に安いといえばそうでは無い。


まあそんな普通のスーパーである玉出で、今回ソジュを3本買って今夜の晩酌をしている。

そして驚くことなかれ、大阪ではあらゆるスーパーでこのソジュが売っているという。

韓国語で焼酎の発音はソジュだが、厳密には日本の焼酎と違う。

度数は17%程でやや水と甘味料を混ぜている希釈式焼酎だ。かと言って甲類焼酎とも違う。まろやかな甘さがあって、特に辛い韓国料理に合うように設計されているのだ。


お酒の販売というのはもろに地域色が現れる。芋焼酎がやたら充実している県もあるんだね。

東北の事情は行ったこともないので分からないが清酒は多そうだ。実際、日本全国の酒類消費量のデータを見ても焼酎の割合は低く日本酒が多い。


と、こんな地域のお酒事情で、大阪はおそらく日本一のお酒先進地域だといっても過言ではない。日本のお酒のトレンドが現れているホットな地域だ。

沖縄や南九州の焼酎もあれば、東日本の清酒も充実している。

少なくとも自分の地元でこの緑のチャミスルの瓶は見かけたことがない。ジンロならもはや全国で売られていて韓国産だとすら思われていないが、チャミスルは明確にハングルで大きく書かれている。


しかもこのチャミスルの緑の瓶はそれだけでなく、韓国で流行りの「果実焼酎(クァイルソジュ)」、つまりフルーツソジュまで販売されている。

先程スーパー玉出の話をしたが、他の普通のお店でもソジュはよく売っている。この前はマスカット味を見かけた。おそらく関西以外ではネット通販でしか手に入らないのではないだろうか。大阪民国では日常で売っているが笑

更にレアなのは「すもも味」、これは流石にコリアタウンでしか見かけたことがない。何せ本場韓国ですら最近リリースされた味だからだ。

まあただどうしても今すぐその味を全国で体験したいと思いならば、正直コンビニに置いてある鏡月のアセロラ味で十分だ。

はっきり言ってジョウンデーのザクロ味を苦労して求めたが、鏡月と似たようなものだった笑

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ただ自分が一番気になるのはなぜこれ程までに大阪では韓国焼酎のソジュがよく売られているかということだ。

大阪在住でわざわざソジュを日常的に買っている人はどういう理由ですか?

自分の場合、なんとなく韓国気分に浸りたくて酔いながらKPOPの映像を見て学ぶことにある。そして韓国のアジア最強クラスのお酒文化に憧れているからでもある。


韓国でなぜストロングゼロのようなRTD缶チューハイが普及しないかといえば、こういった瓶の焼酎が格安で売っているからだ。

ここで問題。

ソジュ1瓶360mlの17%と缶チューハイのロング缶500mlの9%にあたるアルコール総量はどちらが多いでしょう。


これは簡単な算数の問題で、頭の悪い自分が何とか計算したところ前者が60mlで後者が45mlと算出された。

つまりこのソジュ1瓶(ハンビョン)がやや9%系の缶チューハイより強いお酒ということになる。

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APINKウンジ「ソジュは苦いので飲みませんね(建前)」

ソジ瓶をラッパ飲みし、実況でハイテンションするお酒キャラ


ちなみに韓国でお酒を飲める量をこのソジュ基準で測っており、酒量(チュリャン)はどのくらいですか?というのはよくある質問になっている。

自分の場合は2.5から3の間で、3に行ったとしても翌日はかなりキツイ。韓国で4本や5本に行けるという人がザラにいるので日本で自信を持っていても簡単に打ち砕かれる笑

ちなみに今時分は、リアルタイムで3本目を飲みながら書いているがなんとかまだ行けそうだ。記録を伸ばすつもりでいる。チュリャンは4と答えたいから。


ちなみになぜタイトルをfeatにしたかというと、これも韓国のネット社会でよく使われる表現でラップの合いの手や共同のアーティストの参画に近い意味合いがある。

feat~と続けば実際はそっちメインで話の内容を深くするというわけだ。味付けという意味合いでもいいかもしれない。自分の話したいことについてアレンジをしてくれる味付け、そういう話の調味料という意味でフィートは使われている。

自分自身何度これ程までに話の脱線をしたのか。もはや最初の話のタイトルすらよく分からないだろうしちゃんと読んでいる人ほどもはやこの段階に来て混乱するだろう。

インセン ウン クロンゴヤ

人生とはそんなものだ!

面白いとおもたら銭投げてけや