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将来的にはホリエモン祭りっぽいものを開催したい

自分に今その力はないと自覚した上で、いつかホリエモン祭りっぽいものに憧れがある。


ホリエモン祭りとはそもそも何かというと、実は自分もよく把握していなくて、そもそも明確な形が決まっていないので説明自体が難しい。

日本全国どころか、最近ではカンボジアまでいったりして枠にとらわれないところがとにかく面白そうで、文化祭のような感覚がある。と言っても自分は非リア充だったので、あまり文化祭には良い思い出はないのだが、とにかくいろんなことをワチャワチャやる感じをいつか開催してみたいと憧れている。


そもそもホリエモンのオンラインサロン自体、ホリエモン本人だけでなくて、そこに集まっている人たちが勝手にいろいろやる自由さがあるのでとにかく楽しそうだ。

ホリエモンがハマッってるのが最近「肉磨き」らしく、肉を磨いてハムカツを作ってふるまうとか、とにかくそんな好きなことをやっている。


自分も今年の秋以降、生活圏が関西に代わるので今に比べると行動範囲は格段に増えていく。ただ同時に今の住居より狭い所になるのは確実なのと、都会なのでアウトドア系の趣味はかえって難しくなる。


例えば自分が何かのお祭りをするとするならば、かつて考えていたのは「ドローン大会」とか「エアガン射撃大会」とかそんなものだったのだがこれはちょっと都会は厳しそうだ。

個人的にもってるエアガンは置く場所を取るのでもう新しいマンションには持っていけないしそもそも打つ場所もないし、ドローンも手に入れたところで練習する場所はないし、車の免許も失効して鉄道社会に適応するので、こういった方向は難しそうだ。


自分が作ったプラモデルを展示するというのも、一度都会のマンションに住むと、プラモですら作るスペースが無いことに気付く。

ガンプラだとHGやRGのような1/144系が限界で、マスターグレードやパーフェクトグレードは難しくなる。

ただ具体的に言うとしばらくはおかんと住むことになるので、田舎にはない仕事を都会で探して世帯収入上げて、共同で一戸建てに住むのがこの数年の目標かななんてことは考えている。

その時にガンプラやミリタリー系のプラモ作るの再開できればいいかなというのは現実的な目標だ。自分もおかんと暮らすのはダサいなぁと思うのはある一方で、都会で一人暮らしはやっぱりハードルが高くて世帯収入で補うのが現実策だよなぁという妥協もせざるを得ない。

それと自分がこれまで描いてきた厨二病武器みたいなのを実写化するのは面白そうだなというアイデアもある。ここ最近、いろんなミニチュアで展示会開いてますみたいな人がネットで受けているので、厨二病武器をプラモで再現したり、一部作れそうなものは実寸大で再現したりして展示会開けばおもろいんちゃうかみたいな計画はある。

厨二病カフェとか厨二病バーみたいなのは企画としてはあるし、ここ数年でそういうの作れたらいいなぁとか、過去の創作も無駄ではないというか再利用として使えるなぁと。

とにかく自分が祭り的イベントを作り上げるならば、他にはない感じのアングラ的というかダークで厨二的なイベントにして、リア充的な明るく意識高い雰囲気とは一線を画すものを形にしたい。


お祭りといってもそんなデカい会場でビッグナイベントをやるという盛大なものではなく、「ゆるい底辺感」みたいなものは自分が好きな雰囲気ではある。それこそ過去にかいたようにアングラバーとか、危険なネット番組みたいな雰囲気を再現して見たくもある。

例えばこの「ダメ連」の雰囲気面白いなぁと思っていて、もう10年前と違ってそこまで注目度も高くないし再生数がそれほどあるわけではないけども、今時アンチ資本主義とアナキズムをビールを飲みながらトークする感じはイイ底辺感が出ていて自分も参加して見たくなる。


オタクのフェスティバルといえばそれこそ、コミケのように巨大な会場でやるイメージがあるけども、自分が思い描いているのはそうではない。

というかその規模のものをするには相当な予算と参加者が必要な上に、どこでもできるわけではない。今後もっと省エネ化してスリムになったお祭りというものが増えていって、地方のような場所にも普及していくのではないか。

例えばこの山奥ニートさんたちのゆるいBBQは楽しそうだと思っていて、これがまさに自分が理想としている感じだ。よく「オタクはなんでバーベキューが嫌いなの?」みたいな煽りがネットであるけども、むしろゆるいオタクや底辺同士が集まってしょぼい感じの意識低いことやるのが今後のトレンドなんじゃないかなと、昨今の日本社会の衰退を見ていると思う。


もう日本の富が増えていかない時代に、どれだけやれる範囲内での満足度とか体感幸福度を上げるかとかいう時代になってきて、国家や地域共同体に代替する形でもっとフレキシブルなコミュニティが増えてくるんじゃないかなと自分は予想している。

実際に暖かいと思われる田舎コミュニティが現実的にはそうではないよというのは、この記事を参照してもらえればその実態がわかるかもしれない。

もちろんそれは個人によって違うことで一概には言えないけども、言うほど田舎は温かみがある空間ではないし、前述のダメ連ラジオでは「埼玉の郊外に社会からドロップアウトした自分と同世代の人が集まっている町があった」みたいな話も登場する。

埼玉県が都会に思えるくらいの田舎からすると、地方再生と言えども限度があるなぁというのが現実だ。それこそ「くまもん」みたいに世界的に人気があるゆるキャラがいて外国人観光客を呼び込める所でもない限り、地方の現実は凄惨なものでしかない。


何が言いたいかというと最低限鉄道というインフラが無い場所はさすがに今後厳しくなっていくのではないかということで、何かイベントを開催するときに鉄道という交通手段があるかない化は本当に大きな違いだなぁと。

「バスがあるじゃないか」というのも都会民の考え方で、6時くらいが最終便で飲んだら帰れないという現実が存在する。

23時くらいまで電車は計算できるという都会の感覚だと、自動車社会というのは相当制約が大きく見えるだろう。

話を戻すと「秋にELK祭を開催するぜ!」というのも、そもそもお前誰やねんというところからスタートで、数年後一部の人にとっては風物詩になるぐらいの領域に育てていきたいとは計画している。


世間のリア充がフィーバーしている「夏祭り」に対する逆張りで、夏を楽しめなかった非リア充が鬱憤を晴らすというのがコンセプトで、昔韓国にバレンタインデーでチョコを貰えなかった人が集まってジャージャー麺を食べるブラックデーがあったみたいな感じをイメージしている。


というかそもそも夏祭りにここまでこだわるのが日本人だけなのではないかと思っていて、むしろヨーロッパだとカーニバルの文化があって秋が本番なのではないかとひねくれた考え方をしている。


その秋も日本ではハロウィンという名の実質コスプレ大会みたいなのがここ最近普及してはいるけども、それもちょっと違うなぁと。

別にリア充が盛り上がることは経済効果もあって批判的ではないのだが、世間とは違うお祭りを独自に作り上げていきたいという思いはある。それこそ「中秋の名月」だと昔から日本人は親しんできたように、もっと優雅に過ごすようなのもありかもしれない。

最近、井上靖の『星と祭り』という今から見るともう昔の小説を読んだのだが、エベレストで月見をしたり、琵琶湖で月見の宴をしてお酒を飲むという雰囲気は風情と情緒があっていいなぁと感じた。


あの秋のしみじみする感覚や、冬に向かっていく寂しげな雰囲気は個人的に大好きなのでそういうのが理想かなと思ったりもする。

とにかくアイデアとしてはいろいろある。

エアガンとかドローンで遊ぶようなアウトドア系もありだし、オリジナルガンプラや厨二的な雰囲気のものを集めるイベントでも面白い。

トークショーや論壇のようなものを開いて、いろんな人々の意見を活気づかせて新しい発見をするのも発展性がある。意識の低いユルい感じから、厨二感のある先鋭的な空間までアレンジの幅は広い。


世間の風潮に対して何かモヤッっとするなぁという疎外感を抱える人々が、マニアックな感性の話を持ち寄れる空間、ネットまで肩書社会や監視社会になって自由度が失われつつある時代、そんな現代に対するアンチテーゼとしての革命勢力をどこかで自分は待ち望んでいるのかもしれない。

面白いとおもたら銭投げてけや