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旅する箱根、時空をこえて

先月末、家族で箱根を旅してきました。
お写真と簡単なキャプションで、箱根の印象をご紹介します!

ただただ、大好きな箱根を旅したフォトアルバムです。ぜひおつきあいくださいませ。

1)大平台の桜

都内より少し遅れてスタートする桜の開花。
おすすめは、箱根登山鉄道の車窓から眺める桜!

出山鉄橋から大平台にかけて、まるで壁のような桜の谷に迷い込めます。

新緑と桜

標高低いほどに迫力満点。山桜なのでしょうか。無数に移ろう桜色は圧巻。

しかも車窓ですので、座ったまま楽しめます。ちなみにおすすめは、箱根湯本から進行方向向かって左側のお座席!

2)彫刻の森美術館へ

先ほどの大平台より、少し標高が高い地点にあります。常設展の鑑賞目的で、来館しました。
遠くに山々をながめつつ、多くの屋外アートが楽しめます。

ヘンリー・ムーア「横たわる像:アーチ状の足」


ヘンリー・ムーアの彫刻の後ろに咲く桜も目的の一つだったのですが、花はありません。散ったと思っていました。残念。

その後体験型アート「ネットの森」へ。
ネットの作品の中を、天井近くまで登ったり滑り落ちたりすることができます。体験できるのは小学生まで。遊べるうちに来られて良かった!

「ネットの森」


そしてピカソ館へ。だまし絵のような陶器作品が最高でした!

お写真不可にてご紹介できず、失礼しました。それにしても多作の人生です。

3)新宿つつじ荘

新宿区民でなくても泊まれる保養所です。(空室あるときのみ、追加料金あり)子どものころから、くりかえし泊まってきたお宿です。

多くの保養所が箱根から撤退するなか、現存しているだけで感動。
ロビーの雰囲気は当時そのままです。

たたずまいは「サツキとメイの家」のごとし。


お料理は本格的、布団の上げ下ろしまでしてくれます。大きな庭園もキレイ。日本旅館と同等のサービスに感謝。

館内インテリアに、にじみ出る昭和レトロがたまりません。なのにリニューアルされていて清潔、wi-fi完備。大満足!

4)海賊船「クイーン芦ノ湖」

箱根二日目。

運良く「クイーン芦ノ湖」に乗船できました!
水戸岡鋭治さんのデザイン。箱根寄木細工をモチーフにした船内はきらびやかで、ひととき豪華客船クルーズ気分。

海賊船「クイーン芦ノ湖」

湖なので、潮風は無味無臭でした。
船旅なのに不思議な錯覚。

ただようのは、かすかに新緑の香りかな。

5)「Bakery & Table 箱根」

元箱根湖畔にあるベーカリー&レストラン。
テラス席では、足湯しながらパンをいただくことができます。
小麦のよい香りがただよいます。

テーブルの向こうは芦ノ湖

2階のカフェのほうが断然景色は良かったのですが、お天気が良かったのでテラス席をセレクト。焼きたてベーカリーをいただきました。

足を拭くタオルは持参必須。お店にも売っていましたよ。

6)箱根神社で二社参り

芦ノ湖畔に建つ水中鳥居を訪れ、お参りしてきました。
「平和の鳥居」から、箱根神社の正参道へとつながっています。

スワンボートでお参り(湖側からのながめ)

箱根神社は、源頼朝や徳川家康も参拝した名社。
おとなりに九頭龍神社(新宮)も鎮座していますので、あわせての二社参りがおすすめ。ご加護に期待するばかり。

こちらは九頭龍神社


7)「サロン・ド・テ ロザージュ」

「山のホテル」直営のすてきなカフェです。
訪れるのは新婚以来。かわらぬロケーションとおもてなしに感動。
室内から、芦ノ湖の絶景を楽しみました。

お紅茶とケーキのセット

近くにはプライベート桟橋があります。桟橋からみつめる夕日が最高。
桟橋の先端では、ヒッチハイカー二人がラジオをかけてうたた寝していました。ここは異国の地か?

桟橋と日の入り


8)彫刻の森美術館へ再び

箱根三日目。

一日目と同じ美術館へ出むきました。
ある企画展の開催に「遅れて気づき」再訪したのです。飯川雄大デコレータークラブさんの「同時に起きる、もしくは遅れて気づく」。

ピンクの猫の小林さん

タイトル通りの鑑賞体験です!
偶発的な気づきが多く、すっかりアーティストの思うツボ。こちらは後日くわしくご紹介しますね。

ヘンリー・ムーア「横たわる像:アーチ状の足」

再訪してびっくり!
ヘンリー・ムーアの彫刻の、後ろの桜が開花していました。てっきりシーズン終わりだと思いこんでいたのに。再訪してよかった!思いがけないギフトでした。

ちなみに娘は、一昨日鑑賞しそびれた体験型作品エリアとシールラリーに夢中。いまはスタンプではないんですね~。事前に配られたシールを貼るのです。
おかげさまで、私も心おきなくアート鑑賞。

9)手土産は「箱根まんじゅう」

箱根土産は、いつだって「箱根焼き」をお持ち帰り。
菊川商店に併設された工房で、毎日手作りされています。

看板がでていて、わかりやすい!

型押されたカステラの中に白あんが入ります。
「はこね」の焼印が押される工程を見ることが子どもの頃からの楽しみ。

変わらない味、変わらない包み紙。あまくておいしくて、ホッとします。

まとめ

二泊三日の箱根旅。夢のような時間でした!
子どものころから繰り返し訪れた箱根。旅の景色も、お宿もお土産も、変わらずそこに息づいていました。

自分が親になっても、同じように家族で楽しめまる箱根が大好き。楽しかった箱根の記憶が、きっと娘にも引きつがれていく思いでした。

旅の最中は楽しいことばかり。
いつまでも残っていてほしい心の中の箱根なのです。国内旅行先の候補に、ぜひ箱根も入れてくださいね。

何度訪れても、新たな発見に満ちあふれることと思います!

こちらは一年前。ただただ箱根が好きだとつづったnoteです。ぜひご一読を。

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