#批評
Snarky Puppy:スナーキー・パピー『Immigrance』とモロッコの音楽グナワのこと(Playlist付き)
※スナーキー・パピーについてはメンバーの小川慶太が解説してくれている以下の記事もおススメです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新作『Immigrance』が素晴らしい。前作『Culcha Vulcha』からずいぶんアップデートされた感覚があるのは、ライブ録音ではなく、スタジオでのレコーディング作品として制作するためのアイデアが明らかに増えていて、それが彼らの生演奏のすごさと噛み合っているからだろう。 ここ数年で個々のメンバーの活動はますます活発になってい
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スピリチュアルジャズって何? - カマシ・ワシントン以降、多用されるキーワード”Spiritual Jazz”のこと
00年代の始めごろの僕は、家ではロックやテクノやヒップホップも聴きながら、クラブにもたまに行きながら、大学の近くのジャズ喫茶に通ってはジャズを聴いていた。ジャズ喫茶の店主と仲良くなってからは、レコード屋に行っては、ジャズを買い、ジャズ喫茶に持っていって聴かせてもらったりしていた。もちろん、レアグルーヴも聴いたし、ブルーノートもプレステッジも、フリージャズもヨーロッパジャズも聴いた。その中で、ジャズ喫茶の店主やお客さんとの会話が最も盛り上がるのが、インパルス期のジョン・コルトレ
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書評:『Jazz The New Chapter 5』 - この本はジャズ、アメリカ音楽の本としてだけでなく、教育の本として読むことができる(伏見瞬 @shunnnn002 )
『Jazz The New Chapter』のテーマは、教育だ。 カマシ・ワシントンはジェラルド・ウィルソンのビッグバンドに所属していた時に受けた教えについて、誇らしげに語っている。クリス・デイブは地元ヒューストンの伝説的な盲目ドラマー、セバスチャン・ウィテカーからの直接的な影響を説明するために多くの言葉を費やしている。その他にも、ロバート・グラスパー、ケイシー・ベンジャミン、テラス・マーティン、マリア・シュナイダーなど、インタビューを受けているほとんどのミュージシャ
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