
来年は、わがままに生きると決めた。
明け方に猫(なゆた)が「布団に入れて」と顔をペシペシしてくると、ああ冬の朝だなぁと思います。
毎日とても寒いです。
私の2024年は停滞したものでした。
まったく進んでいないわけじゃないけど、誤差みたいな微々たる歩みでしか進めなくて、もどかしくて苦しい日々が続きました。
誰が悪いわけでもない、私が悪いのでもないのがまたつらかったです。
こういうとき、光が見えてくると飛びつきたくなるけど、それに縋ってばかりいたらよくないなと。
状況は少しずつよくなったり、少しずつ悪くなったりしていくのが自然なのだと知りました。一足跳びに大きく変化するのは一見、成果が大きく見えて嬉しいけれど、あとあと自分の首を絞める。
ゆっくり、じわじわ、進んでいくのがよいのだと思います。
身長だっていきなり30cmとか伸びないし。伸びたら怖いし。困るし。
そんなわけで、来年は自分の心に耳を傾け、わがままに生きることを決めました。
今までは誰ともしれない誰かの視線や言葉に怯え、大多数が正解とするものに乗っかって生きてきました。
でもそれは苦しいなと気づいたので、これからは少しずつやめていこうと思います。
手始めに、SNSとは距離を置くことに決めました。アプリとかはほぼ削除し、必要な時はPCブラウザからアクセスすることにしました。
今時のアプリはとても便利で使いやすいんだけど、そのぶん刺激を求めることが日常化してしまって、それは私にとってあまりよくないのかなと感じました。
先日、お世話になっている師匠のライヴに行ってきました。
生音は最高です。ライヴの熱量はすばらしい。私も自分の曲で、あんなふうに人と心が繋がる感覚を得たい。
そのためには、やりたいことがたくさんあります。
ひとつずつそれをやっていく。そのために、少しわがままになってもいいかなと考えました。
2024年も残すところあと1日と数時間になりました。
私には苦しい一年でしたが、それだけに来年こそは、という期待をもって、新しい年を迎えられそうです。
それでは、しばらくおいとまします。
良いお年を。
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