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置き忘れた 「愛するという気持ち」を拾う

いつからか、ひとを愛する、ということがすっかりできなくなっていた。
それはたぶん、幼少期の頃にその気持ち、在り方を置き忘れてきた。

自分の軸を他者に託さないと
自分の軸を持つことは危険だと勘違いしていたので
(それを全否定されたと勘違いした何かがあったのだろう)

他者との関わりは、私にとって憎しみでしかなくなっていた、と気がついたのは最近だし(なんならさっきのこと)

とにかく怖くて怖くてただそれだけで生きていたのだなあ、と感じている。

在る森にアサインされてから1年が経つけれど
やっとこさっとこ呼吸を深く 仲間と一緒にいれることが
ほんとうに心地よくて

みんなと一緒にいる私の顔を写真やオンライン会議のモニター越しでみると
幼少のころの本当にたのしい笑顔をするようになったなあ、と、ひとごとのようにみている。

写真を撮ると被写体にも私の気持ちが写る。


ひとは、安心。ここちよい。と、身体のちからがしっかり抜けていないと

ひとを愛するということはきっとできない。

そして自分という存在をも、
自分がみとめていない(=全否定されていると勘違いしている)
のだから、他者を愛したと思っていても、それは勘違いであることが多分にある、もしくは自我のかくれた欲求がからみついて、純粋に相手を愛しているという気持ちではない可能性が高いなあ、っておもっている。

愛するって

相手をしっか〜りみて、相手を知ること。
相手がうれしい。相手がたのしい。笑っていることが
私の幸せであること。
相手のために自分が生きること。

ほんのすこーし、だけだけど、瞬間的にその感覚は身体に戻ってきている気がする。

そのひとのことを想うだけで
身体のまんなかが、あったかくなるような
火が灯るような
泣けてくるような
そのひとの笑顔がずーっとつづきますように。と祈るだけで幸せになる。
そんな感触。


【男性性が歪んだ女の子】
〈特徴〉
・真面目で良い人
・能力が高く善意がある
・人のために一生懸命
 働くことができる
★その自分を保つのに必死
・余裕がなくなると崩れる
★崩れた自分への自己嫌悪で
 自分がつぶれる
★男性と仲が悪い
・女性の方が折り目正しく
 男性の方がいつも
 女性に注意される関係性
・それを聞き逃してくれる
 男性と一緒にいるか
・男性が一緒にいる自信を
 無くして離れていく

・人から頼れやすいので
 いつも人に縋られる
★そういう人ばかりに
 囲まれて生きている

・見た目や生活スタイルが
 確立していて綺麗
★だけどゆとりが少ない
 常込み型の生活をしがち
★他の人の意見よりも
 自分の価値観で
 チョイスしがち(自分で決めたい)

男性に振り回されて
自分の姿が変わるのが嫌い
というタイプの女性も多いです。

―――――――

一見素敵に観えるので
同性には頼られがちですが
男性に避けられやすく
内面がズタボロなのが
男性性が歪んだ女性の特徴です。

この歪みの由来は
「正しい自分」
「美しい自分」の
作り方の背景にあります。

この女性の多くが
『自分の母親が嫌い』です。
もしくはそれに該当する
『嫌いな女性像』が
はっきりとしています。

そしてその嫌いな
女性像に対して
『ああなりたくない』
という気持ちから
今の姿を作り上げた経緯を
持っている方々です。

★過去の嫌な気持ちが
一番根っこにある状態

・自分よりも下(だと思った)
 の同性の姿を見て
・それになりたくないという
 「プライド」を使って
・今の姿を維持する

というようにそこには
見下す気持ちや
意地やプライドが
沢山隠されているのです。

だからもっと人に
ゆるみなよ~とか
こっちでもいいじゃんとか
アドバイスされても
聞き入れることができませんし

きちんと生きていない人を観ると
「プライドがないの?」
と腹が立ってしまうのです。

〈歪んでいない男性性〉

愛する人を見つけると
その人を笑顔にしたい
幸せにしたい
喜ばせたいという
気持ちが芽生えます。

その気持ちに素直になって
自分の姿形を決めていくことが
歪んでいない男性性です。

★現在の愛する気持ちが
一番根っこにある状態

この対象は異性でも同性でも
パートナーでも
友人でもよいです。

愛する人が喜ぶ姿をもって
毎日を過ごすことで
双方がハッピーな世界を維持したい
という努力は
同じ維持をする日々であっても
プライドと維持の世界とは
体感が異なります。

相手への愛がベースなので
愛する対象が変わったり
その人の好みが変化すれば
自動的に自分も変わっていく

「自分がありたい姿」
を取るのではなく
『相手が喜ぶ姿をとる』
という世界です。

というように相手に合わせて
柔軟に姿を変えながら
でも常にその時のベストな姿を
キープし続けるという生き方が
歪みのない男性性です。

―――――――

過去の同性に対する
蔑みの気持ちからできた姿は

その時の気持ちが残っている
からこそ
できていない人への
あたりが強く
正しく素敵だが
どこかトゲトゲした
印象の姿になります。

現在の誰かに対する
愛の気持ちからできた姿は

幸せそうで楽しそう
昨日よりも今日はもっと
相手を幸せにしてみせるわ!
という
日々目に観える目標に対し
目一杯努力する
前向きな姿になります。

相手への愛が生きる姿に
にじみ出るように観えます。

貴方の女性としての姿は
愛する人由来でしょうか?
それとも過去の蔑み由来でしょうか?

ここがパートナーシップに
影響していることが
よくあります。

金子ひとみの文章より


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