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自分が安定しているときこそ、人生に「微調整」をかける。

「海外ノマドで好きなところに住みながら好きなように暮らす。」

人生の中で達成できてよかったことの1つである。

自由で、気楽で、好きな時に旅行に行けるのは、正直なところわりと楽しい。もし人生があと数年で終わるなら、地球が数年で終わるなら、きっと現状維持を選ぶだろう。でも、世の中そんなに甘くはない。今29なので、やっと1/3生きたかな、、、、というベイビー。何事もなく生きれば、あと60年ほどは生きる計算である。

ほんと、生きてるだけで拍手!!!!


ベルリンに来て早3か月。やってみると、不安や「これじゃない」感が出てきている。何が違和感のかを考えると、日本の「そこそこ楽しい」人生から何も変わってないことが理由であると気づいた。

海外ノマドだけでなく、安定した人生で陥りがちな罠。日々、人生に微調整をかけていくことって、大事なことかもしれない。


日々の「これじゃない」感をひも解く。

自由で安定した生活。その中に潜む違和感。そこを改善していくことは、きっとより自由で楽しい人生につながっていくはず(そう信じる)。


まず、前提として、私が人生で一番大事にしていることは「自由に生きる」ということだ。

「自由に生きる」とはどういうこと?というと、私の解釈では 束縛されずにお金も時間も好きなように生きる ということ。

その方法として、今回 海外ノマド という選択肢をとった。


3か月海外ノマドを経験してみて感じる「これじゃない」感・違和感とは何か。

「そこそこ楽しい」を突き抜けられていない

ここの1点に集約されていると感じた。30年弱も生きていると「そこそこ楽しい」で満足することの大切さもしっているし、それが幸せなんだな、と理解している。

ただ、好きな生き方をして「そこそこ楽しい」を突き抜けれられていないというのは、少しもったいない。もう少しできることがあるのではないか?

人生100年。そう考えたときに「そこそこ楽しい」を脱却していくことが次のステップなのではないか?

そうでもしないと、あと70年の人生、無理ゲ―すぎる。


足りないものと、それに対してできること。

「そこそこ楽しい」にとどまっている原因は何か?


やりたいことをある程度できることへの満足感と将来への不安

キャリア、老後、子どもなど、考えることは絶えない。


1. 子どもを持てる年齢へのリミットが近づいているということ

「自由に生きる」という私の人生のテーマを実践しており、金銭的にも時間的にも、そこそこ満足できる生活をできている。不安は、今持っていないものへ向けてくるものだ。

中でも、意外と子どもを持てる年齢へのリミットが近づいているということは、30目前にして急に現実味を帯びてきた。女性の場合、妊娠・出産と育児と、1-2年の余白が必要になる。ただ、この問題は、自分だけで解決できるものでもない、というところが不安が大きくなる理由のひとつであろう。

卵子凍結、精子バンクなど、20代~30代独身女性が集まって話す場合、必ずと言っていいほど出てくる話題だ。

私の場合、日本だけに限られない出会いをしたい子育てが日本じゃない選択肢も欲しい、という気持ちもあり、29歳というこのタイミングでのベルリンプチ移住を選択した。とりあえずは、色んな人と出会ってみて、話してみて…というトライアンドエラー!という前向きな気持ちでいくしかない笑

できることは「今後10年の間に1-2年の余白が必要かもしれない」ということを念頭にいれてキャリア形成を考えるくらいだ。


2. 知識不足というもったいなさと、キャリア

会社にいると、目の前の仕事に夢中になれる。それは本当に楽しいことだ。正直、一番簡単に満足感を得られるものだろう。

ただ、余裕ができて、旅行をしながら仕事をしてみたり、ふとヨーロッパのひとの生き方を見てみると、仕事が人生、というものばかりではないことに気づかされる。「充実した人生」とは何か。

たとえば、旅行に行ったとき、予備知識がないので、どこのお城を見ても、大聖堂を見ても、背景までぐっと思い入れができない。ぜいたくな悩みかもしれないが、そういう小さな「知識不足」が、もったいないと感じている。

キャリアの面でも同じことが言える。日本ではマスター=MBAという意識が高いかもしれないが、マスターはMBAだけではない。歴史、音楽、宗教、舞台、国際関係、AI、都市開発。社会の歴史の分だけ、また問題があるだけ、その研究がある。自分の知識欲を満足させるために、社会問題を解決するためにマスターを取る。それも選択肢の一つである。それが今の自分の仕事とは直接結び付けられなくても、そのうちそういうチャンスが巡ってくる可能性は高い。1つのことに造詣が深ければ深いほど、その数が多いほど、選択肢は増えるし、チャンスは巡ってくる。

それに対して今できること。

それは、英語のレベルを上げること。IELTSを取ること。学費の面は、奨学金が色々あるので、何とかはなるだろう。英語をクリアすれば、あとは全力でアプライをするだけ。

幸い、ベルリンは日本に比べて英語教育のコストが低い。大学院も、ドイツの公立は無料である。エラスムスというEUのマスタープログラムと奨学金の制度もある。欧米にこだわらなくても、選択肢は世界中に転がっている。社会に興味があるのであれば、琴線にふれるプログラムは必ずある。

悶々と悩んでいるより、とりあえず行動。やってみないと、結果なんてわからないし、経験に勝るものはない!

20代だって、30代だって、まだ若い。40代だって、50代だって、60代だって、何をするのにも「遅い」ということはない。


フリーランスのメリットは「攻めの姿勢」を取りやすいこと。

フリーランスになるメリットは、必要とされるスキルが目に見えてわかるということ、自分がその中でどの程度やっていけるのかが実感できる、ということだろう。

会社員だけだと、この会社をやめたら次はないかもしれない、悪くなるかもしれない、もう30だから転職大変になるな、という「恐れ」がある。フリーランスになると、そこの「守りの姿勢」から一歩抜け出せる。攻めていないと、前進ができないからだ。捨て身で何でもチャレンジをするしかない。


老後について。

これについては、私の方が教えてほしいくらいだ。個人的な希望としては、もし結婚しなくて、子どもも作らなかった場合、日本や海外に気軽に行き来できる&友人同士で楽しめるコミュニティを作りたい。老後が楽しみになるシステムを作りたい!私のために!笑

いつもありがとうございます。今日も素敵な1日が、明日も素敵な1日が…毎日の日々がかけがえのない1日になりますように☆