【お受験】東京学芸大学附属小学校の併願時の失敗談

コロナの影響で、人気小学校は学校説明会を中止したところが多いようですね。

お茶の水、竹早などの文京区の人気国立小学校も例外ではないようです。筑波はもともと学校説明会はないようだし。

今年受験するお子さんは特に大変だと思うし、コロナの影響で、運勢と人生に大きな影響を受ける子もいるはず。

今回は、久々の投稿になるのですが、これから学芸大学附属小学校を併願する方向けの注意点についてお伝えします。注意店というよりは、我が家の失敗談です。

学芸大学附属小学校を併願したときの失敗談

うちは去年、東京学芸大学附属竹早と、もう学芸大付属のもう1校を併願したのですが、その際に失敗談や感じたこと、これから受験される方が事前に知っていた方が良い点について自分の体験談をもとに書いてみます。

学芸大学附属小って、併願できるんですよね。これは既にご存じの方は多いはず。

併願するとすれば、竹早+X(世田谷、小金井、大泉のどれか)でしょう。

うちも竹早以外にXを受験しました。通学圏外に住んでいたんですが、合格後の引っ越しを条件に受験することは可能でしたし、願書を出すときに引っ越しに関する誓約書的なものを提出しました。

ただ本音としては、仮に合格したとしても、引っ越しするかどうかはわかりませんでした(もちろん引っ越ししないときには、合格しても入学しない予定でした)。

心からXに入学させたいとは思っていないかったのですが、受験することにしたのは、子供にとって人生初の受験だったので、トレーニングと練習を兼ねて受験を経験させておきたかったからです。

第一志望は文京区にある国立小だったのですが、いきなり本命的な試験(筑波やお茶の水)を受けるのは避けたかったので、とりあえず受験させたんです。合格しても行くかどうかはわからなかったんですけれど、とりあえず合格するつもりで勉強はしていました。

学芸大附属の受験は、親としても人生初の小学校受験だったので、念には念を入れて、交通機関が止まったときなどの最悪の事態も想定して、もしも電車が止まったときの選択肢を3つくらい準備しておきました(例えば、別の駅を使うとか、別の路線を使うとか。ただ、タクシーは選択肢には入れませんでした。当日の渋滞が予想できなかったからです)。

で、併願のうち初めのXの試験問題は、難なく出来たんですね。子供も午前の試験直後は自信のあるような顔をしていました。

試験会場に到着するまでのアクシデントもなく、1つ目の試験が終了するまでは想定の範囲内で、順調だったんです。

しかし、問題はここから発生しました。

最初の試験が終わって、その疲れが”ぐったり”出てきました。

次(午後)の試験(竹早)には電車で移動したんですが、移動中に子供の顔を見たら、明らかに疲れている顔をしてました。

そりゃ子供だって疲れたでしょう。子供にとっては人生初の受験だったわけだから。人生初の受験でプレッシャーと緊張もあったのだと思います。

自分にとっても、親として人生初の小学校受験だったので、1つ目の試験が終わったときには自分もかなり疲れを感じていましたし、午後の試験に向けて気がはやっていました。

1つ目の試験が終わって、ここまで疲れが出るとは自分自身全く想定してませんでしたし、子供もここまでグッタリするとは思ってもいませんでした。

その疲れも完全には回復しないうちに、竹早の試験に突入して、試験に向かう時の子供の顔つきもちょっと元気さの感じられない表情をしていました。


そして、竹早の結果はアウト。


やっぱり疲れがあると、子供の表情に豊かさが無くなりますよね。そうなると子供らしさも無くなるし、子供自身がキラリと光らない。キラリと光らないと、先生の目には留まるはずがない。

1日に2校受験するときの、”子供の疲れ”までは読めなかった。

幼児教室で、2コマ連続で講座を受講することもあったので、併願で2校受験しても大丈夫かなとは思ってはいましたが、、、

これは子供のミスというよりも、自分のミスだったと感じます。

併願の場合は、子供にかなり負担がかかると思うので、今年併願される方は、移動手段やどっちの学校を先に受験するかなどについては慎重に判断された方が良いと思います。

移動手段とか、できるだけ子供に疲労が溜まらないように注意した方が良いかも。

併願する方は、可能な限り子供に疲労が溜まらないようにすることを強くおススメします。特に、移動で疲労が溜まるのは極力避けたい。

移動って結構疲れるんですよね。

学芸を併願したときに感じたこと

ところで学芸大附属を受験して、1つ感じたことがあります。

試験は午前中の、しかも前半はやる気のある子(親)が多いので、優秀な子たちと同組だと、彼らに引っ張られて評価が高くなる可能性があるという点は既に多くの保護者の方が感じていることだと思います。

採点する先生達も、(試験前半に受験する子は)やる気のある子が多いことはわかっていると思うし、そして何より前半は先生達の集中力も高いはず。

ですが、昼食を食べた午後は、採点をする先生達の集中力が相当落ちてると感じました。

自分(会社員やビジネスマン)もそうですよね。ランチをとった後の午後の仕事(13時から15時くらい)って眠くなるときがあるじゃないですか。

先生達だって同じだと思います。

採点をする先生達も、昼食をとった後は集中力が落ちてるはずで、その時間帯に受験すると、子供にとっては有利にはならないと思いました。

2019年の竹早の合格番号を見ても、午後にあった試験の受験番号は相当消えてました(合格はしていませんでした)。

ですので、もし竹早が第一希望でしたら、前半の前半に受験した方が良いと思います。


話を戻しますが、試験結果についてお話すると、結局、学芸大附属は2連敗でした。

当初の見込みと希望では、少なくとも1校は合格して、残る強力な2校に臨む予定でした。

ですが、実際は2戦2敗という、なんとも望んでもいない状況で強力な筑波とお茶の水に臨むことになってしまいました。トホホ、、、

正直、この時は「国立のお受験はキツイな、、、合格の勘所がイマイチよくわからないな、、、」と思いつつ、公立への入学が頭をよぎったというのが正直なところです。

想定外の2連敗で、親がショックを受けてしまった。

正直、この2連敗で追い込まれました。

どこも合格していない状態で、残すは筑波とお茶の水だけですからね、、、

筑波とお茶の水の試験に関しては、リンク先で書いています。

【実感】筑波小とお茶の水の実質倍率について感じたこと ー実際の経験に基づいて



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