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20周年イベント、およびいろいろ終わりました。

いろいろ人生を振り返る機会を持てた、ワイキキレコード20周年が終わりました。結論からいうと、めちゃくちゃ楽しくて、感謝しかございませんでした。

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もう大円団というのはこういうことかと。人生のハイライトと強く思いましたね。来てくれた方々本当に感謝!

ELEKIBASS 亀田JPのハイライトに関するブログ(いかにハイライトかはこちらをぜひ)

個人的にイベントに個人の想いとかをぶつけられても、知っている人以外「しらんわ」という思いにもなるからあまり好きではないのだけど、開き直って「おめでとう」という機会を作れるって(大事な場面でも、くだらない理由でも)人生においてとても素敵なことだな、と思うよになりました。

まあこうやってイベントは毎日、沢山の場所で、沢山行われていて、ひとつひとつのイベント全てに主催者というのがいて、その人の人生、大なり小なりを費やして開催されて、そこに物語が産まれているのです。だからきっとライブ/イベント現場って、言葉にできない感動とかあるんでしょうね。星ほどある音楽の中のほんの少しの集まりですが、これからも宜しくお願いします。

さて、折角なので、ただただ楽しかったよというのもなんなので、このイベントを制作するにあたっての流れ、およびこの前後のイベントの流れを記したいとと思います。

まず、会場となる、O-WESTとO-nestの2会場をおさえたく会場に相談したのが1年前、土日祝日の会場おさえはなかなかの激戦、いろんなしがらみ(イベンターや事務所等々)もあり、やっと2018年の12月に9/23をおさえることが正式に決定する。

この段階で、ワイキキレコード関連のバンドには出演よろしくね、ということで出演者のブッキングは8割方終了(今回はレーベル関連の出演者だったので、スムーズでしたが、これが通常のフェスだと、企画書を作り、出演してほしいアーティストの事務所、マネージャーさんへ出演オファー、出演料交渉から、他にどんな人が出演するのか?開催時期のかぶりそうな他のフェスとかの様子もみられつつ、返事を先延ばしにされ、なかなか決定しないこともしばしば)、仮のタイムテーブルを組み、出演枠の調整、正式な出演組数を決定して、DJやVJといった肉付けをしていきます。(ここでただ好きな人をやたら呼んで、後でタイムテーブル組んでみたら出演者入りきらずになくなく出演時間を削るとか、イベントあるあるです)

もちろん今回は20周年ということで過去に関わった、縁の深い人たちを誘っていきました。なのでこちらも通常のイベントよりもスムーズだったのではないでしょうか?(DJのみなさんも、VJのonnacodomoさんも快諾でした、ありがとう。)

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さあ、一番苦労したのが、、、20周年だし、ここで、繋がりも深く、ここでしか呼べない出演者、、、そう、アメリカのApples in stereoを呼びたい、と思ったのです。ワイキキレコード、過去に来日アーティストのツアーとかは制作しておりますが、正直勢いでやっていて(まあ今でも、、)、わりかし来日ツアーに集中してやれたからできただけで、今の自分の状況(他のマネジメントの仕事もある中)、20周年イベントの制作の中にさらに、来日案件も混ぜちゃう??、どうする?、どうしよ?、できる?できない?と悩み抜き、うーん、20周年って人生で一回きりだから、呼んじゃえ!(まあ21周年も、何周年も、全部なんにしたって一回きりなんですけどねw)

ということで、Applesのロバートに連絡。ここは10年来の知り合いでもありますので、交渉自体はスムーズでしたが、問題はメンバー6人分の飛行機代、およびギャラの交渉、そして年々厳しくなるビザ申請、、、これは単純計算でもシャレにならない金額になってしまう。という部分でした。

そこでApplesの事情もあいまって(メンバーが現在デンバーとテキサスとアセンズ、という感じではなれて暮らしていて、まともにメンバー全員が揃うことが難しい状況にある)来れる人だけで、くる方式にしてもらい、ギャラと交通費をまとめたトータルバジェット(全部込み込みでいくら)で提示して、その中で飛行機代を安くしてギャラにあててもらってもいいし、逆に人数増やしてもらってもいいし、ということで話しまして、その結果、ロバートとジョンの編成に、正式メンバーではないですが、キムも参加ということで来日が決定。ビザは友人のTHIS TIME RECORDSがビザ申請代行業をやっており、さらにはツアーバンドのための宿泊業もやっていて、思いっきりそちらにお世話になりまして、なかなか経費削減した来日が実現しました。ちなみにこれにはロバートの人格のできた優しい人柄もあり実現できたことです。ロバート、改めて今回のオファーを受けてくれてありがとう。

そうしますと、来日がワイキキ20thだけ一本というのもちょいと寂しいじゃない、ということで、前後の日程で箱をおさえまして、22日はお昼にアコースティック、24日は夜にバンド編成、バックバンドはELEKIBASSが務めるのはどうだろう?となり、そちらを黙々と調整、そして、この来日と20周年公演を7ソフトハウスさんというイベンターにご相談。チケットの券売手配や、当日の運営のちょっとしたこととかの調整をお願いします。

こうやって、あとは情報解禁、券売開始、宣伝、本番当日と進んでいくのですが、この過程で、音響さん、照明さん、舞台監督さん、箱の運営の方とかと、当日の出演者のセッティングや流れの確認をやりつつ、みなさんに協力してもらって本番を迎えます。

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実際には本番の数日前に来日しますんで、空港まで迎えにいきつつ、宿まで案内しつつ、日本滞在の流れを説明、そして一番大事な確認事項は、僕らがApplesのバックバンドを今回務めるのですが、リハーサルはこのタイミングにしかできないので、限られた時間内で20曲弱のアレンジ確認をやりつつ本番に必要な楽器や機材の最終調整、、という感じで進みます。

そうして迎えた20周年イベント(前日はApplesのアコースティック、翌日はApplesのバンド編成)

当日の苦労はそりゃあもう沢山ありましたが、大きな事故もなく、なによりも自分が一番楽しめたイベントになったので、ただただありがとうしかなかったです。

くどいようですが、イベント内容模様はこちら「ELEKIBASS 亀田JPのハイライトに関するブログ

そして、ロバートたちの帰国を見送りつつ、「夏の魔物」というイベントのお手伝いと、自分の生誕祭、その翌週には、20周年と同じく1年以上前から仕込んでおりましたSundayカミデ@上野水上公園ソロワンマン、そしてホフディランの大阪公演に台風がぶつかる、、という胃が痛くなる事態を乗り越えまして、本日を持ちまして、一旦もろもろお疲れ様でした。(ひと段落)

ということで、noteを更新したりしております。

人生なんもないなんてことはなく、同じ日なんて1日たりともないわけで。面白いか、ただただキツイのか、本人次第かとは思いますが逆境や、はたから見ればキツイこととかも、もう楽しんだもん勝ちと思うしかないし、何を喜びと感じるかは他との比較でなく自分自身の問題と強く思う今日この頃。

まあ何も解決しているわけでなく、まだまだ全部続くのですが、またワイキキの中期、後期を振り返る機会が持てたら面白そうなので、まずは、面白いネタを日々貯めていきます。今後ともワイキキレコード/ELEKIBASSを宜しくお願い申し上げます。

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