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「小説を投稿するため、規定枚数に適した長さの話を考えるには?」

いつかどこかに応募してみたいなと思いつつ趣味でちまちまと小説を書いているのですが、規定の枚数に適した長さの話を考えることの難しさを痛感している今日この頃です。。。

この話ならこの位の枚数で書けそうだな、というのはどうしたらわかるようになるのでしょうか😭

マシュマロの頃にいただいたご質問ですが、これも小説を書くことに関わる問題なのでnoteにも。
以下、Twitter上でお答えしたものに、わりと加筆修正を加えた回答です。

***

20年ほど作家業をやっておりますが、私も未だに想定していた枚数より長くなりがちな傾向にあります。

かっちりおさまることは滅多にないです…が、長年「一太郎」というアプリで書いていて、これを53文字×50行という設定にしてありまして、文庫ならこの書式で大体70枚前後のボリュームになります。

本文の執筆に入る前に、こんな感じで※ざっくりと頭からおしまいまで話の流れ、各エピソードを決めてあるので、本文を書きながら、「この枚数でこのシーンが終わってないとまずいな」みたいな感じで把握したりは、何となくしています。

※こんな感じ↓

以上は「書きながら」の話ですが、書く前の題材選びという点では、さすがに何十本と書いていると、体感で「この話は書き下ろし文庫に向いているな」「これは雑誌用で収まる」「短すぎる/長すぎるからWebか同人誌にしとこ…」みたいな判断はそこそこできるようになりました。
なので、端的な答えは、とても月並みになってしまいますが「とにかくたくさん書き上げてみる」しかないかもしれない。
(「何でこれが雑誌用で収まると思った…?」みたいなこともよくあるので『そこそこ』でしかないですが)

それよりもまず投稿作として一本書き上げてみたい、最初の一本が完成しないからたくさんとか無理、っていう場合、私なら、

1)好きなように書き上げた上で、長いようだったら不要なシーンを削る
2)書き上がったページ数でも受け入れてくれる賞に応募する


のどちらかを選ぶだろうなと思います。

小説を書きながら、

「長くなりそうだからここは描かないでおこう」
「ページが余るからこのシーンを付け足そう」

というようなことを考えてしまうと、うまく筆が進まなかったり、どうにか書いてみても何となく辻褄合わせを頑張ったちぐはぐな感じになっちゃいそうなので、避けたい。

原稿用紙200枚分が規定枚数として、200枚に合わせることを意識しながら書くより、250枚書き上げてしまったものを50枚削る方が、文章やお話がブラッシュアップされるし、自分が一番書きたいところはどこだろう? と考えるきっかけにもなるので、とりあえず書きたい分を書いてしまうのは悪くないんじゃないかなあと思います。

200枚なのに400枚書いちゃって要らないシーンもないしもはや200枚削るとか不可能、逆に80枚にしかならないけど無理に余計なシーンを付けくわえると台なしになりそう…という状況になったら、そのページ数で受け付けてくれる賞や、枚数制限がないところに投稿してみるという手段もあります。
自分の作品ではなく、投稿先を変えるわけです。

そんな感じで、ある程度「この枚数でいけそう」という目算はさすがにあった方がいいとは思うんですが、あんまりそこにしばられないで、まず書きたいように書いてみてから対応を決めた方が、全体的に楽しいし、書きながらあれこれ頭を悩ませるよりも、完成原稿に到達するまでに結局時間もかからないのではと思います。

「書きたいものを小説として表現する」作業と、「決まった枚数に合わせて話を考えて、枚数に収まるように書き上げる」作業って、まったく別のものなので、書き慣れないうちはまず前者の楽しみを知ってから、後者に取りかかる方が、「自分は何を書きたいんだろう?」っていう部分を見失わずにモチベーションを保ち続けられるかも。

また端的に答えられずすみません。
私はいつだって小説を書く人を応援しております、投稿頑張ってください!


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