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仕事のおもしろさ ものづくり編

こんにちは、エレガントウッドの石井です。

いいタイトルをつけれなくて、タイトルのネーミングセンスがないのを自覚しながら、迷いに迷ってこのタイトルにしました。率直に、我々がおこなっているものづくりのおもしろさが伝われば!と思っております。


ワタクシの持論

今回は無茶振りタイトルにもありますが、「仕事のおもしろさ」です。
人それぞれ受け止め方や感じ方が随分と異なるのはわかりますが、そもそも仕事ってどうあるべきなのか、という視点で自分の頭の中を整理してみました。

ワタクシの”仕事のおもしろさ”の持論は、

・仕事がワクワクする

・仕事とプライベートの時間は同じように充実させる

・仕事はどうせやるなら楽しみながらやる

・人がやっていない(または少数)仕事の方がやりがいを感じる

・仕事のやりがいを自分で見つけ出す

・関わる仕事に価値が出るようにする

と、ほかにもあげればたくさんありますが、昔からそう思っております。

まとめると、

どうせやる仕事ならハマって、人がやらないことを楽しんでやりがいを感じ、価値あるものをつくる!

ってことになります。


弊社のものづくりのご紹介

今回はものづくり編ということで、少しだけ弊社のものづくりをご紹介できればと思います。

我々は、下記のリンクのプロフィールにも掲載してますが、空間につかうデザインパネルをものづくりしているメーカーになります。

デザイナーのリクエストをカタチにすることを中心に事業展開しております。

既製品(俗に言うカタログ製品)が中心ではなく、新しいスタイルのメーカーになり、どかっと大量に製作するようなロット単位の仕事ではなく、プロジェクトの内容に応じて一品ごとのものづくりになります。

料理で例えると、大量につくるバイキングスタイルではなく、特別なお客様に必要分だけの珍しい素材(ご当地直材や希少部位みたいなイメージ)をご用意した上で、お客様になにを食べたいのかをしっかりリクエストをお聞きし、作り込む。というイメージでしょうか。

そんなレストランがあれば、勉強のために行ってみたいですが、聞いたことないですね(笑)

話を戻します。


弊社の仕事は、製作するデザインによって、さまざまな機械を使います。

CNCルータ

高さ2.5m、縦4.5m、横2.5mのスケールがあるCNCルータ(別名NCルータ)。刃物で削ってカタチを作り込む機械です。たくさんのデザインを作らなければならないので、刃物の種類も豊富にあります。そのどでかい機械が、0.5ミリ単位で動き、非常に繊細なデザインを加工ができるのです。

1号機の写真。一番ははじめに購入したCNCルータになり購入した順番=1号機で呼んでいます。

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サンプル写真。大きさは100ミリ角です。繊細さが伝わりますでしょうか?

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CNCルータを動かすためには、CADCAMと呼ばれる3Dの専用のソフトウェアにてプログラムを使用します。プログラム制作後、CNCルータを動かすことができます。CNCルータの動きを熟知している必要があり、CADCAMのプログラミングの専門の知識は必要になってきます。

弊社のプログラマーの古賀氏は、なんと半年ぐらいでCADCAMを扱うことができてしまいました。彼いわく、「やる気があればなんでもできる」と猪木バリみたく言っています。彼についてのスゴ技エピソードはまたいつかご紹介できればと思います。

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弊社のものづくりは、このCNCルータで製作する内容の仕事が8割近く、主要な製作の軸になっております。大きな機械が手作業よりも細かく、繊細な仕事を心地よくリズミカルに動作するのは見ていても飽きないものです。

弊社にはCNCルータが3台あり、それぞれ特徴を持っていますので、動き方が異なり、作れるものが異なってきます。


アイロンで貼る

ツキ板と呼ばれる薄く(0.2ミリ)スライスされた木材をアイロンで貼る作業です。ツキ板については下記リンクで多少触れてます。

「アイロンって家で使うもの」としてイメージが強いものですが、家以外で使い道があるのか?と思われる方も多いと思います。アイロンと言っても、家庭用のアイロンではなく、工業用のアイロンになり、家庭用よりも熱が高く、パワーが違います。また重量も重く、夏の暑さは非常に堪えるそうです。。

ツキ板を一枚のシートにしてから貼る(専門用語で練付ねりつけといいます)という作業になります。シートができたら、素材(凸凹があるパネル)にボンドを振り、アイロンで貼っていく作業になります。動画はサンプルサイズなので、小さいサイズになりますが、納品するサイズは大きく歩きながら貼るようになります。

貼り職人は、「ツキ板の樹種によって硬さが全く違う」「雨の日は貼りやすい」など樹種や湿度によっても作業のスムーズさが変わってきます。この感覚がわかるのはたくさん貼ってきた経験だな、と改めて感じます。

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他にも仕事があります

ほかにも見えない部分で重要な仕事として、下地処理、シーラーと呼ばれるものを塗布する作業、ツキ板を一枚のシートにする作業、梱包や検品といった間違いないものを出荷するために、必ず必要な作業もあります。表に見えるものばかりではないですが、どれが掛けても成立しないものづくりです。

ワンチームという言葉が流行ったと思いますが、ものづくりも同じでチームプレーです。上手に声掛けし、パスを繋いで、完成に向けて進んでいく。連携がきちんと取れないとパスの失敗などもあるので、いつも上手なパスが出せるように、朝礼は綿密におこないます。

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価値あるものづくり

弊社はお伝えしたように、金太郎飴のような仕事は少なく、毎回異なるデザインを作ることが多くあります。急ぎで舞い込む案件もあれば、時間がある案件もさまざまで、製作枚数も数枚からの発注から数百枚ある内容など幅広いです。
どの案件もスムーズにものづくりができるように作業スタート前に段取りを決め、試作をし、確認して取り組みます。さきほどのパスの話です。

営業がデザイナーと打ち合わせしてきた内容を翻訳し直し、図面化し、製作チームにパス出す。そして打ち合わせ通りに製作、納品し、施工をおこなってもらうことで弊社の仕事は成り立っています。

我々ELEGANTWOODのものづくりの納品先は、8割東京で有名ホテル、商業施設、飲食店などさまざまな案件に実績があります。

ギャラリー見てください! ↓ ↓

また、2019年からフランスパリへ海外進出しています。Maison&Objetのレポートはまた後日ご報告します! ↓ ↓ (真ん中がワタクシ石井です)

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自分たちが考えつくったものづくりがカタチとなり、日本は東京や地方、海外の建築内装に残るやりがいがある仕事です。

冒頭でのどうせやる仕事ならハマって、人がやらないことを楽しんでやりがいを感じ、価値あるものをつくる!に共感するものづくりがお好きな方、一緒にものづくりしませんか?

求人に関しては、お気軽にお声掛けください。









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