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010724 武士に二言はない

過去3件の記録に日付が入っていないことに今気づいた。
英国式日付の羅列がすきなので日付入れよう、自分。

さて、
わたしと🍂はうまくやっているときもやっていないときもあり、よいときは「信じられない、自分が自分以外の人間と四六時中一緒にいるなんて!」「なんでもいうことができる存在がいる!」「なんて可愛いひとなの!」「料理上手!」そしてよいときは大抵🍂の寝顔を見て爆笑できる状態だ。

よくないときはパターンが決まっている。
🍂の言動が揺らぐとき。
🍂は発言が二転三転する。
「そんなにコロコロ変わって恥ずかしくないの!?」というくらい変わる。
或いは「痴呆症!?」「もしかして二人いる!?」というくらい変わる。
わたしはその都度素直に発言を鵜呑みにする特性があり、疑わず、そのまま受け取るので、🍂がさっきいったことと全く逆のことをのちにいっているのを聞くと非常に動揺する。どゆこと!?と混乱する。
初めは言語の疎通の問題かとおもって自分の英語のせいにしていたが、どうやらそうではない。
言語ではない。わたしは英語を理解している。
それで何やら若干🍂を信用できないというところまできていた。
まあそもそも、自分が過去によく嘘をついていたので、ある時期、嘘をよく分析する機会があり、🍂の発言の変化を嘘をついていると捉えて、嘘をつくような人間は信用ならないというところまできていたのだった。
わたしがここでいう「嘘」とは「自分につく嘘」のこと。
行きたくないのに行くといったり、すきではないのにすきだといったりすること。自分に嘘をついているので、本当のことがわからなくなり、でものちに本音が出て、それが事前情報とは全く違うので、受け取るほうはわけがわからなくなる。
わたしはかなり長いことそれをやっていた。
自分を蔑ろにして、相手に合わせていたのだった。
あるとき、カウンセリングを受け、自分がすごい嘘つきであることを知り、「とにかく自分を最優先する」「自分にお金を使う」「自分に関するすべてを許す」練習をこの10年でしてきたのだ。
だから、🍂の嘘つきはまるで自分のようで、だから非常に気に障っていたのだった。

それで、きのう、また嘘が発覚し、わたしは機会を逃すまじと問い詰めた。
わたしが行きたい場所に🍂も行きたいといったので一緒に行った。途中でなんとなく不機嫌な空気を感じたので聞いてみたら「本当は行きたくなかった」ということが起こった。
なぜそれをいわないんだ! なんでもいってほしい、事前にいわないでのちにいう場合はいいかたを工夫してほしい、とわたしは要求した。或いは「本当は……」の部分は何を求めているのかわからないのでいわないでほしい、と要求(何でもいってほしいといいつつ、いわないでほしいというのは矛盾しているけど。「何を求めているのかわからない」は、わたしとしてはわたしが攻撃されているように感じると伝えた。まあそれは自分の問題だけど)。

自分もそうだったからわかること、自分の気持ちを知ること、シンプルになってほしいこと、などを言語化して伝える。

自分はモヤモヤした。
自分が抱えていた心の弱さを持った男がそばにいる。
過去の自分を見ているようだ。

わたしはわかりたいので自分なりに考えた。
🍂は心の声がダダ漏れで、わたしがその場所へ行くといったときには実際に行ってもいいとおもっていたのかもしれない。だから行きたいといった。
でも行ったら、家にいたほうがよかった、本当は家にいたかったんだ、とおもった。それをまた口に出した。
でも、🍂が口に出すべきなのは、出かける前に「本当は家にいたいけど、一緒に行ってもいいよ」という初めの気持ちで、機嫌が悪くなったら「ごめん、機嫌が悪くなった。治るようにどうにかしよう」という相談だ。仮面を被ったまま行動し、あとでぱっと脱ぎ捨てるようなことをされるとこちらは吃驚してしまう。
行きたいといったのは嘘だったんだなっておもってしまう。

ということを全部話した。
わかってもらえたようなので、話し合いは終わった。
🍂は心の声をダダ漏れにするタイプであり、それをいちいち真に受けて反応しちゃダメ、軽く受け止めるという姿勢でいいかと本人に聞いたら、それでいいというので、わたしもまた相手のいったことを単純に受け止めすぎないように、彼は変わるということを知っておくことにする。
日本人のような「武士に二言はない」という意識はゼロだ。
わたしには少しあるから気をつけよう。

分析だけではおいつかないけれども、モヤモヤは少し晴れた。






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