1996年10月 第41回衆議院議員総選挙

新進党が政権交代を目指し中選挙区から小選挙区が導入された初めての選挙で神奈川4区は大激戦となった。

当選したのは飯島忠義、次点に浅尾慶一郎、この2名が得票率20%を超え3位中島章夫、4位長島一由の2名も3万に近い票を稼ぎ出した。

後に県知事となった松沢成文が新進党時代の選挙を振り返って「あの時はとんでもない追い風だった、スタートした瞬間ゴールするくらい」と語った新党ブームですら神奈川4区は候補者乱立一騎討ちもしくは三つ巴ならば間違いなく浅尾が勝ったであろう選挙も鎌倉市議会議員から転じた無所属の長島に多くの票が入る結果となった。

このことは神奈川4区の象徴的な出来事で20年経った選挙でも鎌倉選出の県議会議員から転じた早稲田氏に多くの票が入る結果を生んでいる。

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