その完璧主義やばいかも!タイプ別、完璧主義が克服できる方法
誰もが心の中に、大なり小なり「完璧主義」を秘めていると言ってもいいのではないでしょうか。
今回はそんな完璧主義について面白い話をしようと思います。
今日お伝えすることは、自分に潜んでいる、完璧主義の原因を深く理解し、撃退するのに役立つはずです。
さあ完璧主義を攻略して、失敗を恐れず、どんどん動ける自分になりましょう!
完璧主義には4つのタイプがあった!
何を隠そう、私も「ザ・完璧主義」な人のひとり。
例えば、このnote一つとっても、何回も修正したくなる人です。笑
「noteにどんだけ時間かけてんだ!このバカ!」
そんな風にしょっちゅう自分を叱っています。笑
そして、この完璧主義がイヤになって、そろそろ卒業しようと色々文献を調べました。
研究している方の文献を探求すると、まあ、色々難しいことを書いてらっしゃるのですが、シンプルにまとめていくと、完璧主義にはタイプがあることに気づいたのです。
それがこちらの4タイプ。
まず完璧主義には2軸があります。
一つは内向型と、外向型。
もう一つは卓越追求型と、失敗回避型。
ここから詳しく解説していきましょう。
内向型と外向型って?
まずは横軸のご説明から。
内向型とは、自分の中だけで完璧を求めているタイプです。
反面、外向型は、他人に優れた自分を見せたくて、完璧を追求してしまうタイプ。
例えば内向型は職人気質の人などに多い。
他人から見たら「ええ〜、そんなこだわらなくても・・・」と思うけど、本人にとっては「こんな未完なものは許せん!」とどこまでも追求してしまう。
「他人がなんと言おうが、自分が満足するまでやめられません」みたいな人ですね。
じゃあ、外向型はと言いますと、
他人から自分が優れていると見られたくて、完璧を追求してしまう、他人からの評価気にしてしまうタイプ。
会議で説明するだけの社内資料の作り込みにこだわってしまったり、メールで誰も気にしていないような細かい文言まで気にしてしまう。
メールのやり取りになぜか気疲れしてしまう人は、外向型の人が多いかもしれません。
卓越追求型と失敗回避型って?
続いて、縦軸についても見てみましょう!
卓越追求型とは「もっともっと」と完璧の追求が止まらないタイプ、
失敗回避型とは「失敗するのが怖くて」前に進めなくなってしまうタイプです。
具体的にご説明しますね。
まずは卓越追求型。
このタイプは「昨日までの自分を超える!」ことに拘ってしまう人です。一見すると悪いことではありませんが、あまり追求しすぎると、タイパやコスパの問題に直面することになります。
何回も見返しては修正してしまったりして、いつまでたっても完成品が出来上がらないなんてことに。
大事なことをお伝えしますね。
その完璧、終わりはないですよ。
だって「完璧など存在しないのだから」
↑これ自分に言い聞かせてます。笑
方や失敗回避型は、失敗や挫折が怖くって、完璧を追求してしまうタイプです。その原因は「不安」、つまりマインド心理学でいうところの「恐れ」が原因です。
用心に用心を重ねて、失敗しないように…
安心したものが完成するまで…
と、不安だからとことん用心深くなってしまう人です。
そして、このタイプは「アラ探し」に長けている。
「アラ」を見つけては、ああまだ完璧じゃない…
と、自分で自分の不安を助長してしまうのです。
でもね、大事なことを伝えますね。
その「アラ」、きっと誰も気づいてないですよ。
誰もそんなこと気にもしないのですから。
↑これも自分に言い聞かせてます。爆
それぞれのタイプを分かりやすくまとめてみると?
それぞれの特徴を捉えて、分かりやすく名付けてみました。
内向型×卓越追求型な「匠タイプ」
自分の中で匠の世界観があり、「昨日までの自分を超えろ」とばかりに、いつまでも完成品が仕上がらないタイプ。笑
このタイプは孤高の匠の道ではその能力を発揮するのですが、集団社会でそこそこのパフォーマンスでも十分通用する場合には、ちょっと加減した方がいいかも。
「完成品をいかに早く作り上げるか?」と生産性を発揮することに、頭を切り替えてみてくださいね!
内向型×失敗回避型な「うじうじタイプ」
失敗するのが不安だから「うじうじ」して前に進めなくなってしまうタイプ。出来るかな〜?どうしようかな〜?と、いつまでたっても行動に移せない人です。
このタイプの方は、いい意味で慎重なのですが、裏目に出てしまうと臆病になってしまいます。それじゃあ、せっかくの才能が勿体ないです!
おすすめの解決策はこれ。
「完璧じゃなくてもいいんじゃない?だって人間だもん」
と相田みつをさんばりに、セルフコンパッションしてみてくださいね!
外向型×卓越追求型な「勘違いタイプ」
自分の優れた部分を、他人から評価されたくて完璧主義になってしまうタイプ。
このタイプの大きな特徴は、自分は他人より優秀である、優秀であるべき、という「特別感=自意識過剰」です。完璧主義のその裏に、「自分は他人とは違う」という『慢心』が隠れていることがほとんど。
あ〜、耳がいたい!やめて〜〜〜〜!!笑
このタイプを代表して、解決策を言います。
もうね〜、あんたもみんなと一緒!
何を勘違いしているの!
自意識過剰もいい加減にせいっ!
と自分に喝を入れてやってください。笑
外向型×失敗回避型な「カッコつけタイプ」
上の「勘違いタイプ」と似ていますが、失敗するのが怖くて‥と恐れのネガティブマインドが背景にあるのが違います。
具体的には、恐れのマインドが背景にあると、「前進できなくなる、行動できなくなる」のが困ったところ。
勘違いの人は、勘違いしながらも、前進できるのです。笑
でもカッコつけの人は、失敗を他人にみられるのが怖くて、カッコ悪い姿を見せたくなくて…前進できなくなってしまう。
ネガティブエネルギーによって、ストレスがたまりやすいのです。
実は、このタイプの方も背景には「自分は優秀であるべき」と言う「特別感=自意識過剰」があります。
解決策は2つありまして、
「自意識過剰もいい加減にせいっ!」と自分を叱咤激励することも効果的ですし、「失敗したっていいんじゃない、人間だもん」と相田みつを戦略(一般名称:セルフコンパッション)をすることも効果的でしょう。
みんな完璧主義を持っている
というわけでいかがでしたでしょうか?
「私もそうかも!」と思った方は、どうぞご安心ください。
大なり小なり、みんな完璧主義の側面があります。
だって、私たちにはマインドがあるから。
マインドがある限り、完璧主義の側面があるのは、仕方のないことなのです。
それにしても、全部あるあるですよね〜!
どれか一つだけ当てはまるというより、何個かその傾向を持っているって方が多いのではないでしょうか。
私も思い返すと、場合によっては「勘違い」だったり「匠」だったり「うじうじ」だったり…実に多種多様です。
完璧主義そのものは決して悪いものではありません。
ただ、度がすぎると、前進できなくなったり、こだわりがすぎて、パフォーマンスが落ちてしまう。
そうなってしまうと不便ですよね?
ですから不便のないように上手にコントロールしましょう、と言うのがここでお伝えしたいことです。
完璧主義を憂うよりも、いかに上手くコントロールするかが大切。
これからは、うまく自分の「完璧主義」とお付き合いしていきませんか?
慣れれば、皆さまも上手くコントロールできるはず!
この記事がお役に立てれば幸いです。
日日是好日^_^
仏教生まれのマインド心理学
心理研究家 仲 恵里
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