リケジョと呼ばれた女たち
私は学生の時から数学が好きだったので、大学でも数学を専攻していた。
そうすると、周りからよく「リケジョ(理系女子)だね」と言われる。
私はこの呼ばれ方に違和感を持っていた。
私が学生だった頃、ちょうどSTAP細胞が世間を賑わせていたこともあり、小保方さん=リケジョ、みたいな構図が多くの人の頭の中で出来上がっていたのかもしれない。そんな「リケジョ」として一括りにグルーピングされることもなんだか嫌だった。
私はこの世から「リケジョ」という言葉がなくなればいいと思う。
リケジョという言葉の裏には、「女性なのに理系に進学する(した)んだ」という皮肉があるように思えてしまう。もちろん、発言した人はそこまで思っていないんだろうけど。
「女性起業家」「女性社長」「キャリアウーマン」も同様に、なぜ女性であることを強調するのかが分からない。同じように感じている人は少なくないはず。
「〇〇女子」「女性〇〇」という肩書で評価しない世界になればいいな。
おしまい!
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