DXとデザイン思考の関係

DXは何故デザイン思考とセットで語られるのかわからなかったのだが、@tokorotenさんのツイートを見てから、なるほどと思った。


つまり、DXが目指すのは、結局のところ、シリコンバレーの企業の背中を追う行為であり、DXとは彼らのようなビジネルモデルを構築することだ。どうやってシリコンバレーの企業のようになれば良いのかというと、彼らのやり方を真似れば良い。今の状況は変わっているのかもしれないが、少なくとも2017年のシリコンバレーでは、スタンフォード大学のd.schoolが提唱するデザイン思考が席巻していたらしく、ようやく日本でもDX=デザイン思考ということになっているのだろう。

前々からデザイン思考の効果を疑問視していたのだが、私は少し思い違いをしていたのかもしれない。おそらく、デザイン思考の本質はアイディエーションではなく、試行錯誤を繰り返す行為のことなのだろう。演繹法や帰納法で導ける真理が存在しない問題に対して、仮説の構築と検証のサイクルを高速に行うことで、真理ではなくとも、より効果を発揮する仮説へ近づくことが、デザイン思考なのだ。この考え方は哲学の分野で言うと、プラグマティズムであり、それと共通する理念を持つアジャイル開発とデザイン思考は相性が良いのだろう。

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スキされちゃった?!
大学院で生体計測やロボティクスに関する研究に従事.現在,広告代理店にてテクノロジー系とコピーライティングが仕事.Ph.D取得したさが今MAX.
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