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2019年1月25日 今朝の一枚

ツイッターを眺めていたら、日本学連の会報で「全日本大学駅伝の特別協賛からJAバンクが撤退」という報告がされたことがながれてきました。未来永劫にスポンサーがつくということはありませんが、日本全国、それぞれの地域で予選会を行い、日本の真ん中の名古屋に集まるという全日本大学駅伝とJAバンクという組み合わせは見事だなあと思っておりました。

こういうとき、自分が広告代理店だったら、どこに行くだろう?日本全国に拠点があって、名古屋に集まることに意味をもてる会社。名古屋といえばトヨタだけど、全日本大学駅伝は監督車ないしなあ。とか、安定して運営したいから、JA同様に10年は継続して協賛ができる会社がいいな。とか、かわりとなるスポンサーを考えるのは楽しいです。学生駅伝は安定して視聴率がとれるコンテンツですから、すぐにどこかが手をあげるでしょう。楽しみに発表を待ちたいと思います。

さて、今朝の一枚は最速の市民ランナーとなったサン工業の桃澤大祐選手。11月24日八王子ロングディスタンス10000m5組で28:25.56で走りきった瞬間。ずいぶん前、「5000m13分台、10000m28分台が出たらごちそうするよ」と冗談まじりに桃澤選手と話していたことが、去年一気に実現。このタイムが出たことで桃澤選手は都道府県駅伝長野県代表入りを確実にしました。約束でしたから、お祝いに家で手料理をごちそうしました(笑)ご飯を食べながらいろんな話をしたんですが、桃澤選手。山梨学院大学時代は15km走ってから朝練に望んでいたらしいんです。「それって毎朝30km近く走ってたってこと?」って聞くと。そうだと。つまり、桃澤選手の覚醒は突然変異みたいなものじゃなく、大学時代にしっかり土台を作り、社会人になって、チームの練習にあわせるのではなく、自分にあった練習を継続できたことがいまの結果につながったそうなんです。すぐに効果や結果を求めがちな昨今ですが、一見、遠回りのようにみえても、それぞれの人にあった、それぞれの道があるんだなあ。と改めて思ったのでありました。それでは今日もよい一日を。

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