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2019年8月11日 今日の一枚

来年のいまごろは東京オリンピックのマラソン。
朝、6時にジョギングをしようと思って家を出たら
すでに、予想をうわまわる暑さ。
ここまで東京が暑くなるなんて、
数年前は予想がつかなったなあ。
これまで朝6時は気持ちよく走れたもの。

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が
近づいてきて、取材やインタビューがありました。
「選手の特徴を教えてください」という依頼だったのですが、
すべての選手をまんべんなく伝えようとすると、
タイムや実績だけをまとめるものになってしまいます。
誰が勝つか?ということは大事だけれども、
MGCのスタートラインに立つことができた選手は
それだけですごい。ということが伝えられないかと。
選手そのものではなく、
選手やMGCの背景やムードが伝わるような
インタビューってできないものでしょうか?
とお願いしたのです。
たとえば神野大地選手だけをとりあげるのではなく、
「青学とMGC」というような。


「青学とMGC」というテーマでパッと思い浮かんだのはこの写真。

東京マラソン2019のプレスエリアの入り口で
選手たちを待っていた川崎友輝選手。
まずはこのひとに話を聞きたい、そう思ったのでした。
初優勝した箱根駅伝では怪我でメンバーから外れ、
9区藤川選手の給水にまわり、
「給水を渡そうとして、渡さない」という
名場面を演出した人(笑)
寒い中、ずっと待っている姿をみて、
「ああ、彼はまだ藤川選手と一緒に走り続けてるんだな」
そう思ったのです。


そしてもうひとりは箱根駅伝初優勝時のゴールテープを切り、
4年次はキャプテンをつとめ、
現在はニューバランスで働く安藤悠哉さん。
青学が明らかに「変わった」2013~2014シーズンのこと。
同級生、そして先輩、後輩たちがMGCに向かって奮闘する姿を
たっぷりと話してもらったのでした。

ふたりへのインタビューはこんな問いかけからはじまります。

「青山学院大学といえば『箱根(箱根駅伝)ばかりで他は弱い』
 と言われ続けて、OBとしても悔しかったと思うのですが、
 ふたを開けてみれば4人がMGCに滑り込みました。」

そして、選手だけでなく、
学生時代から選手をささえてきたひとたちのこと。


MGCには東洋大学が最多の5名を送り出していますが、
青学からは選手4人だけでなく、
高木聖也コーチを含め「4+1=5人」を送り出した。
そんな話をたっぷりとききました。

そして、「佐久長聖とMGC」というテーマで
話をうかがったのは立教大学・上野裕一郎監督。
佐藤悠基、大迫傑のラストスパートを肌感覚で知る
上野裕一郎さんにMGCのラストスパート合戦を妄想たっぷりで聞いてます。




ようやくゲラがあがってきたので、
明日、8月12日のOTT TALKでは誌面からこぼれおちたような話を
生島淳さんをはじめとした語り部たちとたっぷりお話をしようと思います。
開演前までにこちらで申し込んでいただければ入場可能です(笑)
会場でいっしょにお話いたしましょうー!


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