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エカワ珈琲店版、珈琲入門【12】水とコーヒーの抽出

コーヒー豆(生豆)は生産国で収穫・精製されて、消費国に輸出されます。
消費地に到着したコーヒー豆は、その消費地にて焙煎されます。
そして、焙煎したコーヒー豆を粉砕して、水(お湯)を使って、そのコーヒー粉の中からコーヒー成分を抽出します。

抽出したコーヒー成分は、水(お湯)の中に溶けているか分散しています。
そのコーヒー成分が溶けているか分散している水(お湯)が、コーヒーという飲み物だと筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は理解しています。
コーヒーの評価ですが、飲み物として提供されて、初めて評価が可能になると考えています。

伊藤博さんは「珈琲を科学する(時事通信社)」で、コーヒー生豆、焙煎コーヒー豆という固体の原料から、液体のコーヒーへと品質レベルを維持しながら引き継いで行く仕上げの技術がコーヒー成分の抽出作業だと語っています。筆者も、その通りだと思っています。

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