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都会暮らしの高校生2人が北陸に旅に行った話

こんにちは、こんばんはカナダに留学中の高校2年生タコスです。皆さん旅は好きですか?僕は旅行が大好きです。英語を学ぼうと思ったのも、家族で行ったマレーシア(シンガポール)がきっかけですし、両親が旅行好きなのもあり、毎年のように家族と旅行してきました。今も旅?ではないですけど、カナダに留学していますし、”ここじゃないどこか”に行くのは楽しいですよね!!

1.親友Y君


僕は1番の親友Y君とは9年間ほぼ毎日会っていて、学校には毎日一緒に行っていたし、サッカーの放課後練で6時までサッカーをして一緒に帰宅し、夜は一緒に塾へ通いました、休日はサッカーの練習。僕らのチームは練習が多くてなかなか休みがなかったのだけれども、そういう時は、2人で決まって映画を見に行き、服を買い、本屋さんに行って、僕らのお気に入りの親子丼をフードコートで食べる。彼はサッカーが上手で、頭も良く、容姿端麗なめちゃくちゃいい奴。少し変わっているけど笑、趣味も僕と似ていて、読書も洋楽も映画も好きだったので、本当に”彼以上の友達はできないんじゃないか?”と思っています。ただ、高校に入り、彼は有名私立の付属高に進学。そして、サッカーと勉強に明け暮れ、僕も英語の勉強やイベントなどに時間を使うようになって、会うこともなくなっていきました。

2.誘い

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「なぁ、旅行かない?」「俺、明後日とその次の日暇なんだけど」

と、いきなり彼から連絡が来て、びっくりしました。親友とは滅多にLINEもしないし、彼から誘ってくるのはもっと意外でした。

「暇だぜ」「どこ行く?」

「まだ、決めてない」

その時、何故か無性に海鮮丼が食べたかったので、「海鮮丼食いたい」といったら

「じゃあ、北陸か」といって明後日からの二人旅が決まりました。

3.移動手段

皆さん”青春18切符”というのをご存知でしょうか。この切符はJRの普通電車に乗り放題で(期間限定)、僕らは2人で割り勘して、大体1人6000円。この切符1枚で一泊二日の旅をする事にしました。使い方によっては最高にお得なチケットなので、お勧めです。

4.出発

朝5時前に起きて、懐かしの”いつもの場所”で待ち合わせ。始発に乗って海鮮丼を目指し、北陸へ出発しました。宿だけは、親友のお母さんに予約してもらっていたので、とりあえず、そこに荷物を置いて行動しようという事に。しかし、北陸って遠いですね...

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直線的に赤のコースで行けば早いのでしょうが、青春18切符に対応しているのは白のコースだけで、思っていたけど。思っていたよりも遠かった。

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まぁ、ご想像の通り、音楽を聴き2人ともお昼まで爆睡。(左が親友、右が僕です)お昼頃に、1時間の乗り換え待ちができたので、ラーメンを食べる事に。暑さにうなされながら、閑散とした商店街を通り抜け、二郎系の大盛りコテコテラーメンを食べました。

5.目的地へ到着

ホテルのある駅に到着したのは19時。14時間の長旅でした。駅を降りると、ちょうど、夕焼けの時間で、とても綺麗でした。親友が、走れば間に合うかも!と言い始めて、日が沈む前に海に行こうと2キロを猛ダッシュ。

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2人とも初めての北陸の海、綺麗な夕陽が見れました。ドラマみたいに本当に、ギリギリ。走り切った瞬間に少し赤くて強い太陽の明かりが沈んで行きました。

6.夜

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目的地のホテルに歩いて戻った頃には完全に夜でした。部屋に入って、荷物を置き、30分に一本の電車を待って、石川駅へと向かいました。どこに入るか迷ったのですが、ご飯おかわり自由の金沢牛のお店に入る事に。ちょっと高かったですが、とても美味しかったです。それと、隣に座っていた人がめちゃくちゃ美人でした。

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ご飯を食べ終わり、銭湯に行きたいという話になったのですが。まだ9時なのに終電で、これを逃したら帰れないので銭湯を諦め部屋のシャワーを浴びる事に。その前に、コンビニで夜更かし用のお菓子と飲み物を買い込んで、ホテルへと戻りました。すると、親友に電話が、彼女かな。とか思ったのですが、親友の所属するサッカー部のみんなからでした。話を盗み聞きすると、どうやら合宿中らしく。体が鈍らないように走れと言われていました。ちなみに、彼は腰を怪我していて、ドクターストップがかかっていたそう。だから、旅行できたのか。全然考えてなかった。それにしても、よく2キロ近くも走ったな。

2人でシャワーを浴びた後はロビー的なところに一旦降りて、ウイイレをする事に。(ウイイレは高校生のサッカー部なら9割やっているサッカーゲーム)ちなみに、僕めちゃくちゃ強いです。試合をしていると、ホテルの人が来て、東京から14時間かけてきたことや、初めての大人なしの旅行だということ。を話し、お勧めの海鮮丼屋さんを教えてもらいました。

7.海鮮丼

朝は9時ごろ、携帯のアラームで起きた僕たちは、昨日教えてもらった海鮮丼を目指し再出発。1時間電車に体を揺らし、福井県へ。商店街のおじさん達に、話を聞いて、場所を教えてもらい、ブランチとしてお目当ての海鮮丼にたどり着く。

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今まで、食べたどの料理よりも美味しいと思えるほどの美味しさで、感無量でした。2人で違う品を頼んで分け合って食べたのですが、海鮮丼がそこまで好きじゃない僕(なんで、海鮮丼食べたいっていたんだろう...笑)も海鮮丼が大好きな親友も一瞬で食べ切りました。最高に美味しかったです。教えてくれたホテルの人ありがとう!!

8.帰路

帰りは2人でずっと高校生活のことについて話しました。彼はクラスのこととか、最近、サッカーが最近面白くないと思い始めてるんだ。とか僕は、明日デートする予定があるとか、留学どこに行くか悩んでるとか。彼とは紛れもない親友だけど、僕も彼も恋バナというのが好きじゃなくて、話したら、いじられるしね笑。そんな話、してこなかったのだけど、親友に好きな人が3年間好きだった人がいた。という話は衝撃だった。というか、親友は好きな人できたことないんじゃないかと思っていたから安心した。んで寝たり、話したりゲームしたりを繰り返していたら、静岡県あたりで周りが浴衣の人だらけになっていた。腹減ったし、お祭りやってるんじゃない?といって予定にはなかったが、浴衣姿に誘われ途中下車。

みんなについていこうと適当に歩いていると、海岸に行き着いた。少しすると、花火が打ち上がり、最高の景色を僕たちにプレゼントしてくれた。

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9.終わり


ご飯を食べるか迷ったのだが、このまま行くと終電を逃しかねないという状況だったので、とりあえず、乗車。家から近くの大きめの駅でご飯を食べて帰ることになった。色々迷ったが、結局サイゼで晩ご飯。ピザ3枚パスタ2種類とグラタンを食べ。終電までドリンクバーで粘ろうとしていたのだが、日を超えるとお金を払わないといけないことに気づき、大急ぎで最寄りまで向かい。家に帰ったのがちょうど12時だった。

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親友よ最高な2日間をありがとう。


次は2人でどこに行く?

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