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ファミ通編集者時代のタイムカード……。ほぼ家に帰っていなかった事が判明の法則。

SUKESAN

おはようございます、SUKESANです。
僕がファミ通に入ったのは、ゲーム機で言うとちょうどスーファミからプレステ、サターンに時代が移りつつあった頃で、とにかく世間では「ゲーム」というコンテンツが大ブームでした。今はネットが当たり前になって、スマホ、そしてサブスクも誰もが使うようになり、ゲームというものはある意味で娯楽の王様ではなくなり、棲み分けされているように思います。

そんなゲームブーム絶頂の時に入社し、そりゃあもう内部でもバブルがビシビシと伝わってくる感じでした。攻略本の打ち上げに◯◯◯万円使っていいよ〜みたいな感じでしたから。

とはいえ、やはり「現場」というのはなかなかの労働を強いられておりまして。あ、この「強いられて」を文字で書くとなんだか強制!強要!と奴隷制度的な雰囲気が出てしまいますが、簡単にいうと相当忙しく働かないと本ができない。という感じでしょうか。

ちなみに、このタイムカードがその当時のものを再現したものです。

おそらくしばらくはこのタイムカードを見ても理解できないのでは?

そして、ジワジワとこの数字の嘘のような事実を理解し「嘘だろ……」と感じるはず……。でもこれ本当なんです。

もちろん本の担当がギチギチでないときはこの半分くらいの「家帰り率」だったのですが、逆にそれは稀くらい。

ここで疑問に思われるのが、「え?ずっと会社で起きていたってこと?お風呂とかは?」という部分ですよね。もちろん、ずっと起きていた訳ではなく、夜中から数時間「椅子を三つ並べて」寝ていました。そして、会社にはシャワールーム(というか普通の風呂があった)のと、近所のマンションを借りていてそこで仮眠とか風呂に入る感じでした。
ちなみに、そのマンションは一部の編集者の中で「◯○安置所」と呼ばれていたよ……。

ここで出てくるのが「給与面」ですよね。

これは生々しいので具体的には書きませんが、基本給があって、そして会社にいる時間は全て時間給が追加されるというものでした。ので、お分かりになるように、基本給を完全にその他の時間給が上回っていまして、月額にするとおそらくはその当時の一般サラリーマンの方の5倍〜もっとはあった感じです。

これだけ聞くと、いいなあと思われる方も多いかもしれません。だって、ゲームやってお金もえらえるんですもん。一見はそう見えますよね。

でもね、マジで過酷なんてものじゃないんですよ……。基本的にずっと画面を見ているでしょ。そして、プレイだって遊びでやる訳じゃないので、今で言う「縛りプレイ」みたいなことも時にはしないと記事としての価値が出ない。数値ひとつひとつにも気を使いますし、もちろん文章だって書けなければいけません。

と、決して甘くない世界なのです(だったのです)

僕はそれから独立して編集プロダクションを作りましたが、さらに仕事は過酷になり……でも収入はさらに倍くらいになりました。

ゲームの編集者って一体どんな感じで働いているのか? 収入って? と結構その真相って表に出ないんですよね。なので少しでも目指している方のお力になれればと思って書きました。また、これはあくまでも20年くらい前のお話ですので、今では完全なブラックとして扱われ現実的ではないでしょう。

でもね、「それくらいの気持ちと覚悟」の部分では全く変わっていません。

他、なんでもお答えいたしますのでいつでもコメントくださいませ!
SUKESANでした。



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SUKESAN

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