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リチャード・フライシャー【レッドソニア】|剣と魔法の世界の女傑

アメリカ映画|1985年|89分

観る速度と、ここに紹介するタイトル数が、日々、差がひらいてしまっています。
書くまえに若干要らぬ気合が入ってるのかもしれません。
その証拠に、今までの投稿も、少々長いなと思っていたり、読み返すと恥ずかしくなったりする力の入りようです。
もっと肩の力の抜けた感想を、このnoteに提出することを優先したいと思います。

■フライシャー中毒
映画監督をしている先輩から、ドン・シーゲルやアルドリッチ、フラーシャーやペキンパーなどを教えてもらいながら観ています。
ここ最近はフライシャー映画の鑑賞が連続しています。
フライシャーは、本当にいろんなタイプの映画があります。
それらは、サラッと撮っているような、あまり熱量を感じない薄味な仕上がりの映画が多いように思います。
ただ、そこに底しれない中毒性があるんです。
「この映画は面白いのかな?面白くないことはないけど、面白い!って感じではないねんなあ…..」
なんて、以前なら思っていましたが、今ではすっかり、中毒です。

■美しすぎる女傑
さて、今回のフライシャーは【レッドソニア】。
シュワルツェネッガーが出演する【コナンシリーズ】のスピンオフです。
【ロッキー4】や【コブラ】にも出演していて、スタローンと夫婦だったこともあるブリジット・ニールセンが主演です。
美しすぎる女戦士です。

■RPGのような世界
【レッドソニア】は剣と魔法の世界のヒロイン冒険活劇。
これは、ちょっと、いまいちそうだなと思う人も多いでしょう、やはり当時のゴールデンラズベリー賞で最低新人賞なども受賞してしまってます。

物語の展開は早く、どんどん進みますし、さまざまな場面が展開しますが、緊迫感や興奮に乏しく、起伏なく最後までいきます。
ただ、これがなぜかいいんです。
私がフライシャー中毒だからでしょうか。
もしくは、ブリジット・ニールセンの途方もない色気でしょうか。
観終わると、すっかりこの世界の虜になっているんです。

何にも増して、フライシャー映画の画面の良さは、ここでも冴えてます。

Wikipedia


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