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エドワード・ヤン【牯嶺街少年殺人事件】|超越した映画

映の会

1961年6月に台湾で起こった、中学生男子による同級生女子殺傷事件をモチーフにした青春映画。1950年代末期から1960年にかけてが時代背景であり、エルビス・プレスリーに憧れる少年やごく普通の少年たちの風景や心情、そして事件に至ってしまった少年の心の機微まで描いている。

Wikipedia

【牯嶺街少年殺人事件】は『クーリンチェ少年殺人事件』と読みます。

■これぞ映画という美しい奇跡の一塊
とんでもない映画、すごい映画、比類なき映画、超越した映画
あらゆる表現で称賛されるこの映画に影響を受ける映画作家はとても多いのではないでしょうか。
そう思うくらいに、奇跡的な一塊の映画です。

暗い時代背景やその時代の子供達の、不良少年達の不安感や鬱屈が描かれています。
重そうな映画だなあ、暗いそうだなあとかあるかもしれませんが、それだけではない、そういうことではない。
それよりも映画らしい怖いくらいな美しさに満ちた映画なんです。

■比類なき映画体験
上映時間が236分もあるんですが、感じない。
映画の中で、人生を一緒にずっと漂って、登場人物達と生きてるような没入感があるんです。
彼ら彼女らのことを知っているような記憶が残る映画体験を得られます。

■幻の少年の描き方の素晴らしさ
また、映画らしい幻想的な描写も素晴らしい。
登場人物にハニーという不良グループのリーダーが出てくるのですが、このリーダーがとても繊細で儚い、まるで幻のような距離感で切り取られてるんです。
すごい監督だなあと溜息が出ます。

不良グループの伝説のリーダー  ハニー

是非、観て頂きたい映画。
もちろん、合う合わないはあると思いますが、
映画好きな方は一度は観ることをお薦めします。

公式HP




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