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あれから4年、全ては必然に

今日は息子の4歳の誕生日。
この4年のことは、さっぱり記憶にないんです。
それくらい毎日全力疾走だった4年間でした。

思い返せば、息子を生まれたのをきっかけに、
私の起業もスタートしました。

ひとり目の娘が生まれた後、
当時勤めていた設計事務所に復帰したのですが、
なんせ全てが中途半端。

時短で帰るからお客様との打合せにも入れない。
それゆえ、担当の物件も持てない。
子供はほぼ毎週熱を出す。
バリバリ仕事をしたい本心を抑えて、足手まといにならないことだけを考えてサポート業務をし、時間になったら急いで病児保育に迎えに行く。

いったい、私は毎日何を頑張ってるんだ!?と、雨に打たれながら先の見えない道をただとぼとぼと歩いてたのでした。

建築士という専門職を持ち、キャリアもある。
私もっとできるはず。
変なプライドというか、やり場のない自信というか。

だから、思ったんです。
もっとクリエイティブな毎日を送りたいって。

いや、その時はそんな風には思ってなかったかもしれません。
ただ、なんとかしたい。なんとかならないものかと。

だけど、今思い返すと、
自分で自分の舵をとりたかったんだなって。

2人目の息子が生まれたのをきっかけに、
会社員生活に終止符を打ったのです。
ひとつ自分で覚悟を決めたときでもありました。

まぁそれからも色々ありましたが、
本当に色々ありましたが、それはまたいずれ。

今やっと自分で自分の人生、舵をとってるなという感覚があります。
毎日朝が来るのが楽しくて仕方がない、のが一番の証拠かな。

最近、数年前の私のような女性と話をすることがよくあるのです。
女性の人生は、結婚、出産、育児。
仕事だけではなく、本当にいろいろあります。

だから面白いんよね。
今ならそう思えるんです。

あの時、がむしゃらに自分のできることを探して、心が折れそうだったこと。
幸せなはずなのに、なぜか充足感が得られない、毎日逃げ出したかったこと。

そんな経験がなかったら、本当の意味で人の気持ちに寄り添えなかったでしょう。
自分の足で前を向いて歩く女性を応援したい。
女性起業家さんに特化して、寄り添う仕事をしたいと思うようになりました。

ひとりひとりが得意なことを生かして、自立してる世界。
そして共に輝けるチームやコミュニティを作りたい、と思っています。

これが来年2022年の目標。
2021年はその準備をしていました。
思いがけず素晴らしい環境が整ってきました。

あ、息子の誕生日だった。
トップの写真は、ずっとお世話になってる仕事仲間であり、親友でもある大好きな人からの出産祝いで撮ってもらったニューボーンフォトです。
なんてかわいいんでしょう。
日常がすごいスピードで過ぎていくので、見返すたびに幸せな気持ちになります。
4歳お誕生日おめでとう!
あなたのおかげで母もすくすくと成長中です。

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