カナダの誕生日 : 消防車出動とバーベキューパーティー
息子が友達の誕生日パーティーに招待され、一緒に参加してきました。
何度目かのパーティー参加なので、親子ともに慣れてきて、準備も当日も楽しめるようになってきました。
プレゼントの悩みと解決策
いつも悩むプレゼント選びですが、今回は主役のお母さんに何が欲しいかを事前に聞いて、レゴを用意しました。
また、日本から持ってきた「Happy Birthday♪」のメロディが流れるカードも一緒に贈りました。これは100均で手に入るので、帰国時に多めに買っておきました。同じようなカードをカナダで買ったら3倍以上はするので日本で買えばお得です!
消防署見学でのサプライズ
今回の誕生日パーティーは消防署の見学ツアーからスタート!消防士さんが案内してくれたのですが、見学中に本物のブザーが鳴り、消防士さんたちが30秒ほどで出動していく現場を初めて目撃しました。
その迅速さに感動するとともに、今まで子供の相手をしてくれていた優しい消防士さんがこれから火災現場に向かうなんて不思議な気がしました。
裏庭でのパーティー
消防署見学のは、招待者の家に移動して裏庭でパーティーが行われました。
まるで公園のような広々とした庭で、水遊びやミニバスケットボール、アイスホッケーなどが楽しめる設備が整っていて、この庭があれば公園に行かなくてよさそうなので羨ましいです。
また、カナダでは標準装備なのかと思うくらいどの家にもバーベキューセットがあり、バーベキューでのおもてなしもあり、子供たちは食べたり遊んだり大忙しでした。
でも一番忙しかったのは、招待者のご両親だと思いますが。
誕生日ケーキ&プレゼント
子供達お待ちかねの誕生日ケーキはアイスケーキ!
カナダのケーキは完食するのが大変なくらい甘いことが多いので、誕生日パーティーでのケーキは遠慮することにしているのですが、このアイスケーキは一口いただいたら美味しかったです。
プレゼントのレゴも喜んでもらえてホッとしました。ただ、プレゼントの有無や内容にはバラつきがあり、何も持ってこない子もいます。
息子が何も持ってこなかった子に「Johnからのプレゼントは?」と聞いてしまい……焦りました。息子に悪気はなかったと思いますが。
カナダに長く住んでいる友人に「価値観の違いや経済格差があるので、プレゼントは持ってくる人も持ってこない人もいる。でも誰も気にしていない」と聞いたことがあります。が、実際にはそれなりに気にしているような気はします…。
とはいえプレゼントの有無に関わらず、異なる価値観を尊重する文化がカナダには根付いていると感じます。
息子はこのような環境の中で生活しているので、様々な国籍や価値観、経済観念を持つ人がいることをすでに肌で感じていると思いますが、さらにそれを理解して、息子には多様な価値観を自然に受け入れられる人になってほしいなと思っています。
ちょっと気まずいこともあったパーティーでしたが、1年前言葉がわからず泣きながら登校していた息子のことを思い出すと、こうやって誕生日に呼んでもらえる友達ができただけでもすごい成長だと嬉しく思います。
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