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『なぜ忙しい時に限って掃除を始めるのか』

もうすぐ師走です。
お仕事でもプライベートでも忙しくなってきますね。
無事に年を越す為にも、年内に片付けておきたい事ってありますよね。
でも、その重要な仕事であったり、期限が迫っている物事に取り組んでいる時ほど、余計な事が気になったりしませんか?
集中してやらなければいけないのに、デスクの上を掃除したり。
明日までに終わらせたいのに、本棚整理してしまったり。(これ自分のクセです)
休憩のつもりで観ていた動画に引きずられ何時間も浪費してしまったり、と。
厄介な雑念です。

私の「時間ないのに本棚を整頓するクセ」を治す為にも、原因から探っていきたいと思います。

まず結果に目向けてみましょう。
集中すべき時に色々寄り道をした結果、
自分の思うような成果が上がらなかった時、みなさんはどのように考えますか?
「あんな事してなければ・・・」「余計な事で時間を無駄にした!」
と考えますよね?
つまり自分の思うような成果が得られなかったのは、そこに原因がある、
と考えます。
これが思考のクセです。

私たちは、難しい課題やストレスレベルが高い作業をする時、無意識に出来ない理由を探します。
もし、成果が達成出来なかった時に、傷つかないように無意識に予防線を張るわけです。
これを心理学では「self-handicapping(セルフ-ハンディキャッピング)」と呼びます。

たとえ失敗しても自尊心を保てるように、あらかじめハンデキャップを用意する。
自己防衛本能ですね。

これは本能レベルのことなので、ハンディキャッピングをしてしまう自分を責めても仕方ないことです。まずはそのことを理解して、色々と脇道に逸れても自分を責めたり悪いことだと思わずに、少し冷静に「あっハンディキャッピングしている!」と受け止めてみましょう。
気づくことができれば、対処を選択できます。
気づいて、受け止めるトレーニングは、まさにマインドフルネス瞑想の基本です。
瞑想のトレーニングとして考えるのも面白いですね。

そして現実をメタ認知出来たら、理性ですぐに脇道から本道に戻してもよいです。
しかし、楽しい脇道から無理やりに本道に戻っても、落ち着かなかったり、ストレスを感じるようであれば、条件を与えてみましょう。
例えば「10分だけ仕事をしたら、休憩として脇道に逸れて良し」といった形です。
これならば無理やり仕事に戻るストレスも減りますし、その後の楽しい時間も確保できます。
でも、実際にやってみると分かりますが、
10分集中できれば、大抵そのままいけちゃいますけどね。

続きは随時更新していきます。
ご興味のある方は「マインドフルネス瞑想@オンライン」にもご参加下さい。
https://note.com/eikan/n/nce50c4dc8079

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