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25卒者は個性派ぞろい!今年も内定式を行いました

こんにちは、EIJUSOグループ代表の永嶋です。

もう先月となりますが、今年も10月1日に内定式を行いました。今年の内定者は17名。そのうち1名は残念ながら現場実習中で参加が叶わず、16名が内定式に出席しました。

学生一人ひとりに伴走した採用プロセスにより、内定式の段階で全員が最終意思決定者に

昨年までとの違いは、全員がEIJUSOグループでの就職を希望される方だったことです。ここ数年は、まだEIJUSOグループに入るかどうか迷っている人にも内定式に来ていただいていたため、全員が最終的に入職するかどうか決まっていなかったのですが、今年はそうした方が居なかったということで、非常に嬉しく思っています。

実は、この4、5年で採用のプロセスを変え、スピードよりも学生とマッチングするポイントをずらさないことに重きを置いてきました。いろいろな職員に会っていただいたり、事業所をめぐってもらったりと、EIJUSOグループのリアルを見ていただくプロセスを設けたのです。

就活生の方にとっては、プロセスが増えることで時間を要すると感じられた方もいると思いますが、じっくりと見ていただくことで、本当に働きたいと思える職場なのか見極めてもらえたのではないかと思っています。

採用担当はコーチング型の採用を意識し、入職したあとに何をしたいのか、どこで働きたいのか、学生一人ひとりに伴走しながら選考を進めました。何度もコーチング型の面談を繰り返すことで、学生が自分でも気づいていない思いを浮き上がらせることができ、それが今回の最終意思決定につなげられたのではないかと思っています。

残りの学生時代で、ぜひ海外体験を

内定式には、私のほか、幹部、施設長や園長、マネージャー、各施設のナンバーツーとなる主任クラスにも可能な範囲で参加してもらいました。

内容は例年通り、私からの挨拶、幹部からの一言お祝いメッセージ、そして内定者からの自己紹介プレゼン「私の履歴書」の発表です。

私からは、数多くある会社のなかからEIJUSOグループを選んでいただいたことへのお礼を伝えたあと、内定式の意味をお話しました。

私自身の内定式は30年以上も前の話です。当時は、内定式が何のためにあるのかわからず、内定をいただいた企業から「来てくれ」と言われるから参加したという印象が強いものでした。そうやって意味なく参加するのではなく、意味づけしたほうがいいと思い、お話した次第です。

「入社意識を高める」「企業理解を深める」「内定者の不安を払しょくする」といった一般論やEIJUSOグループとしての意味づけに続き、「残り6カ月で入社スイッチを入れる場」という私個人の考えもお伝えしました。

いろいろな会社を見てEIJUSOグループに決めた方、決め打ちだった方、判断はさまざまでしょうが、間違いないのは、学生の皆さんにとって人生で初めての大きな選択の場だったであろうということです。受験も選択機会ではありますが、進学は学力が関係してくる以上、選べる範囲から選ぶものになります。

対して、就職は新卒者全員が同じ権利、可能性を持ったところから選択するものです。学歴も育った環境も関係ないなかで、意思決定できた。これは一番尊いことだと思っています。いつまでも決めきれず「もっといい会社があるのでは」と就活をし続ける方もいるなかで、自分で「ここに入る」と決めて内定式の場に立った人もいる。決断できることは素晴らしいことです。ここで決められたことは、その後の仕事の成果にもつながってくるのではないでしょうか。

キーワードとして「3万」という数字もお伝えしました。人生は3万日しかないのだそうです。内定者がこれまでの人生で過ごしてきたのは8000~9000日。残り2万~2万2000日を、どう生きるのか。そんな大きな数字は想像もつかないでしょうから、まずは「学生時代の残り半年」を考えてみてほしいのです。

よく「入社までにすべきこと」を質問する学生がいます。具体的なものなら「車の自動車免許を取っておくといい」という話になるでしょう。仕事に関しては入ったあとで学べますし、会社として迎え入れる準備もしている。じゃあ、すべきは何か。私は、いろいろな体験をする半年間にしてほしいと思っています。内定式でお伝えしたのは、海外経験です。どんな国でもいいので、海外で不便なことを経験し、海外から日本を見て考える機会をつくってほしい。就職後に海外に一切いけないわけではありませんが、まとまった時間を取っていけるのは、やはり学生時代ならではだと思います。

プレゼンで垣間見えた数々の個性。来年の入社が楽しみです

EIJUSOグループの内定式のメインは、「私の履歴書」をテーマにしたプレゼンです。昨年の社内報noteでご紹介しています。

今年は非常に個性的なメンバーがそろった印象を受けました。「私はこういう人間です」と端的に伝えられる人が多かったですね。

ボディメイクのコンテストに出て賞金を稼げるレベルになりたいという方。大学から始めたキックボクシングを続け、プロとして試合に出たいという方。出し巻き卵が好きすぎて専門店をつくりたいという方。

一人一人が明確なビジョンを持ち、その実現に向けた熱意が強く伝わってきました。このような志を持った方々と一緒に働けることを大変嬉しく思います。皆さんの今後の活躍を心から応援したいと思っています。来年の春を楽しみにしています。

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