2024年サマーキャンプについて 【こんばの森保育園】
こんにちは、EIJUSOグループ代表の永嶋です。
今月の社内報noteは、前回に引き続き、EIJUSOグループの保育園が行っている自然体験、サマーキャンプについてです。今回は、こんばの森保育園の取り組みについて、同園の横田さんに紹介してもらいます。
こんばの森保育園の自然体験
こんにちは、こんばの森保育園の横田です。
こんばの森保育園は、隣に特養、畑がある環境にある園です。その畑で、幼児組の子どもたちが苗からサツマイモを育て、水やりをし、芋ほりを行っています。
植えたあと、収穫までを農家の方にお任せするのではなく、すべて自分たちでするのがポイントです。そのため、実りの良いときもあればいまいちのときもあるのですが、それも含めて体験だと考えています。サツマイモについてくるツルを実際に見たり触ったりすることも食育の1つになっています。
2024年 こんばの森保育園のサマーキャンプ
こんばの森のサマーキャンプは、例年7月に日帰りで行っています。行き先は埼玉県秩父郡、横瀬町にある小松沢レジャー公園です。こんばの森はバスがない保育園のため、大型バスを借りてみんなで乗っていく体験を楽しみにしている子もいました。
サマーキャンプでは、小麦粉から作るうどん作り、川遊びでのマス掴みを行います。うどん作りは生地を寝かせる必要があるため、工程が第一、第二に分かれます。その寝かせている間に川遊びをし、マス掴みをしました。
最初はなかなか掴めませんでしたが、時間をかけて追いかけているうちにマスが疲れてきて掴みやすくなります。また、子どもたち自身も「どうすれば掴めるか」を考え始め、最初は一人ひとりで追い回すばかりだったところから、数人で囲い込んでみたり、前から追いかける子、逃げたところを捕まえる子と分担したりと工夫してマス掴みを楽しんでいました。
もちろん、なかにはマスに触れない子もいます。捕まえたマスをかごに入れておき、それを先生とちょっとつついてみる子の姿も見られました。
その後、うどん作りの第二工程へ。生地を伸ばしてうどんを切りました。切ったうどんはグループごとに分けておき、別々に茹でてお昼ご飯に。自分の切ったうどんを食べられるようにしています。今年は細めに切る子が多かったですね。昨年は太い麺が多いなど、その年によって出来栄えが異なるのも面白いです。
捕まえたマスもお昼ご飯にいただきました。その場でさばいてはらわたを取り、串にさすところまでを子どもたちの前でやっていただきました。じっくり見る子もいれば、マスの目を見られない子もいましたが、どちらにとっても命をいただく体験になったことでしょう。
サマーキャンプの感想
子どもたちが行ったあと、話を聞いてご家族で施設を訪れたご家庭もありました。子どもが「こっちにはこれがあるよ」など案内をしながら過ごせたそうで、成長した姿を見られたというお話をお聞きしました。
こんばの森の保育園はなかなか自然がないエリアのため、今年も山の中の自然に触れ合う機会を持てて良かったなと思います。