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そっとため息だけついて。

誰かの言葉に少しだけ嫌な気持ちになり
その気持ちを誰かに少しだけ投げ捨てていた。

そして、またその誰かが少しだけ
嫌な思いをしてしまい
そして、またその嫌な思いは
また誰かを傷つけるのかもしれない。

そして、またその誰かも・・・。

こうして私の嫌な思いは
いつか地球の裏側にまで
不思議に届いてしまうものかも。

もし、そうなら私はもう
誰かの言葉に傷ついても

そっとため息だけついて
空でも見上げたほうがいいのだろう。

だって、誰かの嫌な思いは
いつか投げた私の嫌な

心からかもしれないから。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一