深夜に吹いた「隙魔風」
臆病なくせに、病的なほど勝ち気だからか、恥ずかしながら精神的に追い詰められてしまいました。酒と薬の力を借りて眠りにつくも、3時間もすれば目が醒め、それ以降眠れない状態に陥ることが稀にあります。
深夜に「あ、また来たか」と、暗闇に向かって情けないため息をつきながら、静かに沈黙の時間をやり過ごします。
誰にも相談できない、しないと決めて塞ぎ込む性分なため、朝になると平静を装いながら家族と接し、子どもたちを駅まで送り、業務をこなしながら不安定な状態をやり過ごすのですが、正直なことを