08/14

大道芸を見た。正確には大道芸スタイルのショーと言うべきかもしれないが、ここでは便宜的に大道芸と言わせていただく。場所はグランテラス筑西。私が住む場所から車で30分の場所。約5ヶ月ぶりの生の大道芸。久しぶりすぎて何を持ってけばいいか忘れ、普段近くに出掛けるような格好をしてきてしまった。大道芸ポイントは日陰だったのでいくらか耐えられたが、暑さに負けそうになった。毎日聞いているツイキャスがある。飽き性の私が聞き続けられているのは本人が紡ぐ言葉に魅力があるからだろう。そのキャス主がおろしぽんづという大道芸人。キャスが続いて数ヶ月経った頃、自分が大道芸をまた見に行くようになったら一番最初に見に行こうと決めていた。場所などの都合もあるので必ずとは言えなかったが、そうなると良いなと思っていた。それが今日叶った。大道芸を見る側としての復帰戦だ。久しぶりの大道芸に心躍る。懐かしさと嬉しさと、とても楽しい時間が過ぎる。隣りの椅子に座った少年がパフォーマーの行動や言動に逐一言葉で反応するタイプの子で、ああ、こんな子もよく見たなぁと変に感慨深くなってしまった。「このひと、ミスしても面白い!」と言っていて、おっ、それはいいことだと思った。新しい生活様式に倣った大道芸の応援に慣れるのにしばらくかかった。やっぱりすごい技を見たときは声が出てしまうし、面白いものを見たら声を出して笑ってしまう。あくまで拍手での応援が推奨されていることを忘れないように、次に活かしていきたい。一回目のショーが終わり、次の回までしばらく空き時間があった。物産館があったので入りなんとなく一周し、好物の干し芋を3袋買った。あったら絶対に買おうと思っていた。私の中で茨城といえば干し芋だ。丸干しと黄色い平干しに間違いはない。味も見た目も私が求めていた干し芋だったので、干し芋を買うためにまたここに来るのもありかもしれない。車に戻り冷房をかけてnoteでも書いて過ごそうとしたら、冷房が日差しに負けて車内が全く冷えなかった。前回の車検のときにバッテリーの寿命が近いと言われたのを思い出した。諦めてスタバに行き、アイスコーヒーで涼む。しばらくして二回目のショー。その時々の面白さを感じることが出来た。これこそ大道芸だなぁと、大道芸っていいよなぁと思った。続く芸人さんも見た。カラーコーンが最優秀助演俳優賞だった。今日は大道芸を見た一日だった。

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