家庭菜園_半農半X_ズッキーニ栽培(第2収穫)
家庭菜園でズッキーニを18株育てている。播種(種まき)〜収穫までの記録を残す。第二収穫についての注意事項を記述しておく。
第2収穫期
結論:1週間未満で次々と収穫の波が・・・
ズッキーニの収穫は受粉の順番に身が大きくなっていく。家庭菜園では一気に何十本も収穫するより、収穫に時差を設けた方が消費の余裕ができる。
株を植える時から時期をズラして植え付けするのもそれが理由である。
GWに植え付け→6/5(初収穫)→6/9→6/11→6/16→7/7と約1ヶ月の間、次々と収穫が進む。
追肥、下葉刈り、誘引の徹底
結論:株を長持ちさせるために三点セットを徹底
初収穫の時にも書いた通り、花を咲かせたり、実の収穫を通じて株は弱ってくる。うどんこ病気にもなりやすくなり、少しずつ株が弱ってくる。
また、梅雨や夏が近ずくにつれて高温障害で実りが悪くなる。もしくは実っても株にストレスがかかる。
マーブルズッキーニ
結論:黄色と緑がまだらに混じるズッキーニはウィルス病に感染した証拠
株が弱り、高温多湿で株にストレスがかかってくると黄色と緑色が交じったマーブル色のズッキーニができる。これらは株へのストレスやウィルスが原因と思われる。黄色と緑色のズッキにを交雑したからではない。ズッキーニ黄斑モザイク病である。
アブラムシを経由して感染する。耐病性の強い品種を育てたりアブラムシ、カメムシなどの害虫の防除によって防ぐことはできるが、感染したら直すこはでき無い。これらのズッキーニができたらもう、収穫のやめどきと言える。
食味は普通のズッキーニと変わら無いが見た目の問題もあって市場には流通し無い。ただし夏にカナダ出張した際にはFarmer's Marketなどでマーブルなものも売っていた。
誘引がうまくできてい無いと実が地面や誘引の紐などと擦れて実が傷ついてしまう。家で食べる分には問題ないが売り物としては価値が下がってしまう。
実が不恰好なのも受粉不良による生育障害である。高温や雨によって受粉がうまくいかなかった証拠である。
梅雨時期を境にプロ農家もズッキーニの苗を植え替えることもあるという。春から夏まででズッキーニを二連作するという意味である。
一般的には連作を避けて他の作物を育てる。実際ズッキーニは暑すぎる気温を嫌うため、スーパーに並ぶズッキーニの産地も時期に合わせて南から東へと寒い地域へと変遷していく。
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