カメラを止めるな！

何かと話題の｢キャメラを止めるな！｣
やっと、うちの地元にも来てくれ鑑賞出来たズラァ(長野弁)いやー面白かった。

キャッチコピーの｢席を立つな、この映画は二度はじまる。｣の通り、前半後半で全く違う世界観と雰囲気は見事！1度で2度美味しいとはこの事であるかの様な作品で、あまり見たことが無いようなタイプの作品ではあったけれど！兎に角、1番優れていたのは、テンポと脚本が上手すぎて後半の畳み掛けるかのような怒涛の勢いに、最初は普通に見ていた観客(自分を含む)が次第に、笑いの渦に巻き込まれていく様はある意味、初体験で新鮮であった！

内容は全く違うのだが、映画的に似ているとしたら、邦画の｢サマータイムマシンブルース｣に手法も含め近い作品でもあったようにも感じた。

あと、出演者の味のある演技も見所で特に、監督の奥さんでメイク役の女優さんのぶっ飛び具合とキャラの濃さと"ポン"は1番印象に残った(笑)そして、監督役の役者さん。顔とかは全く違うのだが、大泉洋にすごい演技の雰囲気が似ており、脇を固める役者さん達も、独特なキャラで楽しませてもらい。今は無名の俳優さんだけど多分この作品を機にブレイクするんじゃないかな特に監督役と奥さん役の役者さんはすごいインパクトがあったから。今後の活躍が楽しみで期待である。

近年、ここまで観客と作品が一体化した作品はかなり珍しいと思ったほどで、後半のあっという間に時間が経過するジェットコースター的な作品で本当、楽しかった。んで、みんなが着てたTシャツ(ONE CUT OF THE DEAD)が欲しくなった(笑)