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5月の朝のメモ

今月はよく働いた。比喩ではなく、朝から晩まで働いた。
ベッドから起きたらラフを描き始めて、時間になったら積んだタスクをこなし、深夜2時まで手を動かす。集中していると腹も減らず食事を摂らないこともつづいた。栄養失調になるので良くない。食べるにしてもテイクアウト、コンビニ飯が増えてしまい、なんだかなあという気持ち。
移動時間を休憩代わりに過ごした。デスクに座っているばかりなので、それでもあまり眠くならなかった。

人工物をよく描いた。直線、人工的曲線、影、陰、金属、木製…素材の描きわけや、そもそもの線取りなどについて本を買って読んだ。
1つのことに対して、技法書、専門書は視点・レベルを変えた3冊ほど読むと身につくようになっているのは事実だった。体感。

ゴールデンウィークは大きめのチームの動向(プレゼン)に巻き込まれていて、休みを返上していた。周囲のひとから「GW休めないのおかしい!」と言ってもらった。わたしもおかしいと思っているのでセーフ。代わりにどこかで休めるシステムなのでオールオーケー。そんな年もある。

疲れているとテレビを点けたくなる。
部屋に缶詰で仕事をしていると時間感覚が薄くて、窓をあければ『えっ 日差し強…夏じゃん』みたいな驚きがよくある。
テレビは、その日のできごとやどうでもいい事を流してくれて、時間が流れていることがわかりやすい。またコミュニケーションに雑談が必用だというが、その雑事を一方的にしゃべっていてくれるのが心地よかったりする。ただ30分ほどでうるさくなって消す。これもコミュニケーションと似ている。

目先に一週間の休みをもらった。たぶん仕事が入りそうな気もするが(かつ締め切り直前な気もする)何をしようかと考える。
お金がまあまあ使える状態で、時間もある、となると…絵を描くんだろうな…というパターンのなさに少し呆れる。
平日なのでイベントや旅行に行ってもいいのだが、コロナあけで盛り上がりにかけるというか、慎重さに気を使いながらひとけのある場所にいくくらいなら、北海道で運転でもしにいこうかなと妄想をする。画材だけ積んで行こうかな。