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船に乗ってアジを釣りにいった

釣り初心者が行った。持ち物はハサミと身一つ。
昼の12時に漁船の乗り場に集合。漁船の予約と席は、同行者の指導激ウマプロパイセンがとっておいてくれた。

12:30に出船なので、船の手前で受付に4000円を支払う。
釣り竿(リール)は500円でレンタル。
コマセという餌をつめる鉄製の鐘形のカゴ(コマセカゴ)の保証金として2000円を預ける。返却時に返してもらえるので海でなくさないように。今回の釣り方はこの道具にちなんでコマセ釣りという。長靴、救命ベストも一緒に借りて船に乗った。(足元は水場なので長靴必須)
よく効く酔止めをもらって、たぶん救われていた。

リールの先端、コマセカゴ、釣り糸と針がつながったものをフックでつなげる。釣り糸はパケに入ったまま支給された。
パイセンから、「パケから出さないでフックにつけると絡まないよ。よくからまるから、パケから出したら指でしごいてまっすぐにしておくと釣りやすいよ」といわれ、出港まで真っ直ぐにし続けた。結果的に、絶対やっておいたほうがいい。本当に糸が絡む確率が下がった。

船の出向前に、赤短という真っ赤なブロック状の細かい餌が配られるので、針に1粒ずつつけておく。

陸地にまだ近い

まもなくして出港。
目の前には桶にはいったコマセ(イワシのミンチ)が半解凍で置かれる。
半解凍のままのほうがいいので、あまり崩さない。

これを停船したポイントで、コマセカゴに8割くらい詰めた状態で沈める。
船長から「(海面から)20m / (海底から)4m 」などの指示が出るので、リールの糸の部分に軽く親指を添えながら海底につくまで糸を出す。
底からの指定の場合、+2〜3mまで下ろす。
そこからリールを計算して巻く。底から4巻(1巻50cm*4=2m)くらいして、グッグッと強めに竿を引く。コマセカゴの中に入ったミンチが海に撒かれて煙幕を張り、リールを2巻(1m)くらいすると煙幕の中に釣り針が入る。(タナに釣り針が入る)

1分くらいそのまま待つ。

持っていると、魚がつついている間隔がわかる。
糸と竿を通して、20mも先なのに手先に振動が伝わってくる。不思議。
ぐっと引っ張られる間隔や、生き物の振動がずっと伝わってくるようになったらリールを巻く。運が良ければ釣れている。

1分待っても釣れてなかったら巻き上げて、コマセがよく撒けているかなど確認、コマセを詰め直して、また沈めてを繰り返す。

タナを少し上にあげたらでかいサバがつれた。タナを下にしたらカサゴも釣れた。面白。

アジ。魚つかみ(ピンク)があると針が外しやすい

釣れたら、落ち着いて足元の桶にいったん入れる。コマセカゴをコマセの桶に入れておくとうごかしやすい。
魚の口から針をはずして氷入のクーラーボックスにつっこむ。サバは足が早いので、エラの奥にある血管をハサミで切って血抜きをするとなお良いらしい。
船は釣れるポイントを転々と動く。船長の指示をよく聞いて、終わりまで釣り続ける。

繰り返していると、たくさん魚が釣れたりするので料理が上手なひとたちとたくさん食べれた。釣りたては美味いです!

三枚おろしがたくさんできる。アジフライ、さばの塩焼き、なめろう!カサゴも揚げてもらった。

釣りは針を落として待ってるだけじゃなくて物理的に考えて道具を使って魚を釣ることだと、やってみて初めて知った。面白い!次は渓流釣り🎣