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定期テスト対策

定期テスト対策の方法をまとめておきます。

まず、意識してほしいことは、「受験をするなら定期テストのための対策をしながらも受験対策をする」ということです。

卒業が目標や、内申点の獲得が目標の人は単純な定期テスト対策をしてもいいのですが、受験をする予定であれば、定期テスト対策をしながら受験の土台を作っていきましょう。

今回は「数列」の分野を例に定期テスト対策の方法をまとめます。

普通に時間がある人

「これでわかる数学」の数列分野を解いていきます。例題197~応用問題232まで解いていきます。類題や定期テスト予想問題はとばして解きます。

「これでわかる数学」をきちんと解けるようにしておけば、共通テストレベルの問題であれば解けるレベルになっているはず。愛媛大学などの地方国公立レベルであれば直前に過去問対策・実践問題対策をすれば合格レベルに達します。

問題数は36問。1問20分で12時間+復習時間がかかる程度でしょうか。定期テスト対策としてもおすすめの分量です。

時間がない人・数学が苦手な人

「入門問題精講」の数列分野を解いていきます。練習問題12問、応用問題6問です。

「入門問題精講」をきちんと解けるようにしておけば、定期テストで平均点以上の点数が取れるでしょう。(愛媛の公立高校であれば。)また、愛媛大学などの地方国公立レベルであれば、ここから入試対策の参考書(基礎問題精講など)を1冊解いて、過去問対策・実践問題対策をすれば合格レベルに達します。

問題数は18問。1問15分で4時間半+復習時間がかかる程度でしょうか。定期テスト対策を最低限の分量で切り抜けたい人におすすめです。

追加でやること

基礎的な知識を上記の参考書で身に着けた後に、テスト範囲の教科書を読み返してみましょう。基本的な考え方が身につくはずです。また、先生が「この問題は数値を変えてそのまま出す」と言ったボーナス問題は必ずとれるように対策をしておきましょう。

やってはいけないこと

定期テストの範囲が学校の教科書や傍用問題集から出題されるからといって、その範囲を自力でやりきろうとするのは危険です。詳しい解答のない問題集を一人で考えながら解くことは、ほとんどの場合、時間だけがムダになって、学習は進まないからです。

詳しい解説のない問題集は指導者と一緒に解きましょう。時間のムダです。


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